ドーバー海峡 | AIRPLANE NUT

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ブログタイトルは「ヒコーキきちがい」という意味です。航空ショーや航空博物館を見に行くのが趣味です。

前回ご紹介したビーチィ・ヘッドからドーバーの白亜の岸壁にそって私はしばらく歩いてみることにしました。ご覧いただけるようになだらかな丘陵はいきなり切り立った岸壁になっています。しかも安全柵のようなものはほとんどありません。波頭が白いことからご想像いただけると思いますが風がとても強く、おそらくそれは通年のことなのだろうと思います。というのは崖の上の植物は草と低木しかなく、低木はいかにも風になぶられっ放しのような姿だからです。

私が歩いた2時間ほどの行程には2基の灯台がありました。1基は崖の上に、もう1基は海上に建っていました。どうしてわざわざ海の上などにたてたのでしょうね。

断崖の上には岸壁の小さなかけらがたくさん散らばっていて、上の写真のような文字があちらこちらにあります。落書きと違って環境を傷つけるわけではない、ほほえましいいたずらです。

 

今回はヒコーキの話題から逸れてしまいましたが、私と同じAirplane Nutのみなさん、お気づきになられたでしょうか?前述したようにこの海岸はとても風が強く、雲が飛ぶように流れていきます。雲は海に影を落とし、そのため海は2色の縞模様やまだら模様に見えます。そしてその2色は英海軍機の上面色のそっくりです。英海軍機の上面色がどのように決定されたのかは知りませんが、私は関係者が英国を取り囲む海の色を考慮にいれたのだろうとこの岸壁からドーバー海峡を見たときに気づきました。(あくまでも個人の感想です。)