再会した男と女
ブログを書き始めてすぐのころに書いた「大阪に住んでいた頃の話し」 。
『友人を伝っていけば、連絡を取れないことはないだろうと思う。
でも、何となく、町で歩いてるときに会って、
「やあ」って言うシチュエーションを思い描いてるから、
そうしたいから、友人には聞いていない。』
ブログの最後に、ぼくはそう書きました。
その彼女と、再会しました。
再会してしまった、というのが正確なところ。
この前、お店で普通に立っていたら、カップルが入ってきて、
二人で服を見ていました。
女の子の顔を見て、ふと、「もしかしたら」と感じました。
少しして向こうと顔があっちゃって。
「!」
ありゃま。
やっぱりそうだったのか。
もうビックリですよ。
これを偶然と言わずして、なんと言おう。
「・・・しんちゃん」
今でも、そう呼んでくれるんだ。
うれしくて、涙が出そうになりました。
あまり良い別れ方でなくて。好きであった分、傷も付いた別れ方で。
「やあ」と笑顔では言えなかったけど、
自然な再会でした。
「今度、結婚するんだ」
ああ、そうなんだ。
もう何年も立つもんね。
それから、相手の彼氏の服の接客をしましたが、
まったく地に足が着かなくて。
平静を装うのが大変でした。
自分のお人よしなところかもしれませんが、
向こうの彼氏に悪い気がして、
必要以上に気を使ってしまったし。
服を取りに、バックヤードに入った際は、
一つ深呼吸して、落ち着こうとしてました。
ドキドキを抑えながら接客して、最後出口で見送って。
「じゃあね。バイバイ」
手を振って分かれた男と女。
もしかしたら、もう2度と会うことはないかもしれません。
「また話そうよ」とお互いに言いましたが、
以前にも小学校のときの親友と偶然再会して、
それっきりお店で出会ったことがありません。
(お互いに、いろいろありますよね)
彼女のことを思い出すときに、
いつも、「もう1度友達になってくれないか?と言いたい」と思っていました。
付き合いたいという気持ちはもうありませんが、
あれだけ色んな話しをして、秘密をしゃべり、お互いをさらけだした人。
友達として、ときどき色んな話しをしながら、年をとっていける関係になれないかな、と。
今回もそのことは頭にありましたが、
向こうの彼氏の手前、どうしても切り出せず。
次もし会ったときは、必ず言ってみよう。
帰り道で昔のことを思い出しながら、ぼくはそう考えていました。
無念
きむたく。
わしらみんな奇跡が起こるのを信じとったんで。
巨人に行っても、なぜかお前のことは嫌いにならんくて、
時々活躍しとる姿見たとき、巨人の選手なのに、
なぜかちょっとうれしかったんよ。
カープファンじゃけえ、おおっぴらには言えんけど、
みんなお前のこと好きだったんで。
今年巨人のコーチになって、敵とはいえ、
何かカープでがんばっとったお前が認められたようで、
なんかうれしかったんで。
きむたく。
いつかカープに戻ってきても、
お前ならみんな歓迎しとったんで。
残念じゃったろう。こんなところで途中になってしもうて。
わしらは絶対忘れんけえの。
一生懸命で、努力家で、みんなから愛されたお前のことを。


