8月6日
普段ちゃらんぽらんなぼくでも、
この日だけは背筋を伸ばす。
眠たくても、8時にはふとんを出る。
正座する。
自分の記憶では、この日は大体暑い日になる。
セミの鳴き声がよく似合うような。
今年も例を見ず、この夏一番の蒸し暑い日だった。
時々雨が降る年もある。
それを「涙」の雨だと、頭に浮かべる人は意外と多い。
以前佐藤栄作首相が来たときは、
暴風雨だったそうだ。
広島に来ることに対して猛抗議の中、
被爆者の怒りのような天気だった、と母は言っていた。
それを作り出すのも人間。
核兵器を作り出すのも人間。
「安らかに眠ってください。
あやまちは繰り返しませぬから」
石碑に刻まれているこの言葉が、僕は好きだ。
「主語がない」「アメリカへの抗議が入っていない」
「具体的な言葉で書かれていない」
色々な意見はありますが、
投下したアメリカに対する憎しみ、当時の日本への恨みつらみ、
戦争への評価、政治的なイデオロギー。
もっと言えば、被害者や加害者。国境や人種。
そういったもの、すべてを乗り越えて、広島が導き出した言葉だと思うからだ。
以前、韓国の戦争資料館に行った時に、
頭に浮かんだのはこの原爆慰霊碑だった。
戦争を日本や政治的な思惑を元に評価するのはあなたたちの自由だが、
一度広島に来て、そこに込められた思いと比べてみたらどうか?
国も人種も文化も乗り越えて込められた広島の思いと、
どちらが未来を生み出すだろうか?
結局、議論をすることはなかったが、そんなことを思っていた。
今年は長々と書くつもりではなかったのに、
つい書いてしまいました。
8時15分、目を閉じて黙祷しました。
64年分、広島を巻き戻したら、繰り広げられていた惨劇を思いながら。
僕は友人や家族、自分の住んでいる街が惨劇になるのは絶対にいやですから。
「過ちは繰り返しませぬから」
恨みつらみではない。
そのとき核兵器使用を止めることができなかったことを、
核兵器を作ってしまったことを、
地球に住む同じ人の一人として、悔いながら、「過ちは繰り返しませぬから」。
そう考えながら、毎年黙祷しています。
九死に一生
この前、キャンプで海に行ってきたのですが、
海でおぼれそうになってしまいました。
わりと泳ぎには自信があるほうで、
海岸からブイまで(100メートルぐらい?)を往復していたのですが、
帰りの途中で体が重くて重くて…
そして、足のほうから沈んで行くんです。
ふつう水面に体が横になるところを、
なぜかそのときはタテになっていきます。
こりゃまずい、と思って体を動かすんですが、
全然動かない。
むしろ、どんどん沈んでいく。
岸までははるかに遠い。
顔を水面に出しているのもしんどくなって、
水も飲みそうになってくる。
もうこうなると、パニックです。
死ぬ、と思いました。
必死の形相で助けを求めました。
今でもそのときの光景を思い出しますが、
こんなところで死んでごめん、と本気で親に思いました。
近くを泳いでいた連れに何とか知らせて、
その連れから、海岸の友達に浮き輪を持ってきてもらいました。
こういうときって、自分も悪いのですが、
海岸からは「ふざけている」って見えたそうです。
浮き輪が来るまでの時間が長くて、
ほんとに海に沈んでいきそうでした。
なんとか海岸に引っ張ってもらってから、ぐったり。
体がまったく動かない。
凍えるほど寒い。
目も開けられない。
そして嘔吐。
「ピーポーピーポー」
見事に、人生初の救急車で運ばれていきました。
水を飲んだかもしれない、ということで(海水は汚いので)、
CTスキャンからレントゲン、血液検査までフルコースをこなし、
点滴3本、計5時間のおまけつき。
冷たい海水の中で体が動かなくなる「低体温症」、とのことでした。
海はこわいですね。
前日は、同じ距離を普通に泳いでいたのですが、
2日目は特に水温が低くて、体調を崩したようです。
もうああいう状態になると、パニック状態になることがよくわかりました。
普段の力の半分も出すことができませんでした。
次の日、街の中を歩きながら、
生きててよかったと思うと同時に、ふと不思議な感じがしました。
一歩間違えば海に沈んでいたなと。
浮き輪をもって助けてくれた友人が、
「ああ、こうやって人は海で死ぬんだ、という光景が見えた」と言ってました。
体調はある程度回復してますが、
海はいまでもこわいです。
勝ちました☆
勝ったぞ!
7連敗を止めてきました。
友達が年間指定席をゲットしたので、
ベンチすぐうしろの、前から3列目で見てきました。
選手の表情が見えるくらい近かったです。
(シュルツとマクラーレンはでかかった)
初めて登板した若手ピッチャーに、
シュルツが「今日はよく投げたな」みたいに話しかけたり、
打った選手を全員がハイテンションで迎える姿があったり、
普段見れない表情をまじかに見れる席でしtた。
ブラウン監督になって強くなったのかどうか、一概に言えないところはありますが、
選手の雰囲気は、間違いなくよかったです。
「マツスタよかったよ」と野球に興味ない人にいうと、
「いや、野球あんま興味ないから…」とよく言われますが、
何度もいいますけど、野球に興味ない人でも楽しめる球場です。
「観戦する」というよりも「ちょいと眺めてみる」というスタンスが、
すごく合う球場です。
だまされたと思って、一度いってみてください。
広島にきたら、案内しますよ☆
ひとつだけ個人的な思いですが、
自分が広島市民球場で野球を見始めたころは、場内をよくウェーブが起こっていました。
球場のある場所からうねりがはじまって、それが少しずつ自分のところに近づいて来て、
自分も「うわー!」とか言いながら立ちあがって、またスタジアムを一周して周ってきたりして。
あんまりほめられた行為じゃないかもしれないですが、
あおる人(外人さんだったことも?)もいて、球場の通路をウェーブを引っ張りながら走ったりしてました。
あれは楽しかった。
カアプが弱くなるにつれて、ほとんど(特別なときをのぞいて)見なくなりましたが、
またウェーブをやりたいですね。
昨日は、ちょこっと起こりましたが、あんまり続かずにとまってしまいました。
あれは、自然と3万人の観衆がやりたくなるような空気が必要なんです。
そのためにも、カープ勝ってちょうだいよ。
