かつて通勤に利用してた東武20000系が北関東を爆走する。その前面展望は、営団6000系~8000系に比べれば極めて快適だが、いざカメラを向けると、このような構図になってしまう。6050系のリバイバルカラーをかろうじて納める。
東武日光線をゆく列車の水鏡姿を撮影出来る有名な場所が、昨夜の降雪でうっすらと雪景色に。
下今市で乗り換えた500系リバティー(左)で鬼怒川温泉駅まで。この区間は特急料金ナシで乗車出来る。普通列車の少ない区間に於いては非常に有難い。しかし座席は満席で、デッキの窓際をなんとか。同じような事を日々の通勤帰路でも行っているので、セレブ感はまったくなかった(笑)。
駅前の観光案内書で、事前に申し込んでいたフリーパスをいただいた。
9:14、会津マウントエクスプレスが到着。会津若松を2時間少し前に発ち、ココまでやって来た。
9:21、上り普通列車に乗って、下り列車がうまく撮れそうな場所まで戻る。フリー切符なので行き当たりばったりの自由気ままな行動がとれる。
9:54、沿線に大量の三脚があった場所がよく解らなかったので、行き過ぎてもいいやと思って乗車を続けていた所、本当に行き過ぎてしまってから降りた新高徳にて。駅周辺をちょろっと歩いてはみたものの、遠くから汽笛が聴こえて来たので、やむなく駅撮り。激しい逆光の為、流石にRAWを少しいじった。
後ろ姿。こうしてみると、国鉄のブルートレインそのものに見える。SLの機関士さんや客室クルーの方を初めとして、乗客の皆さんまでもが手を振ってくれる。何だかこういうアットホームな雰囲気が良かった。
駅前にあった昭和な風景。マツダキャロルは我が家の近所に動態車がある為、このような廃車体を見てもあまり感動がない。とはいえこれに比べたら我が家の平成生まれ車両群など、若造というかヒヨッコもいい所だ。果たしてどちらが良いのだろう。少なくとも雨晒しは避けた方が良いのではないだろか。
10:04、元NEXな下り回送列車。都心で見ると「何だよ変な色に塗りやがって!ジャカルタかよ!長野電鉄を見習え位よ!」等と思ってしまうのだが、ココで見ると妙にしっくりきてしまう。一気に好きな車両となってしまった。ケツ打ちとはいえ順光で撮るとまた美しい。何故か「里び」にて(K-1写真は同)。
10:45、普通列車に乗って鬼怒川温泉駅まで戻って来た。駅前SL転回ショーには間に合わず、やむなく駅前をプチ散策。猫が逃げないギリギリの距離からGR3で撮影。
10:57、上りSL大樹2号の出発姿をホーム上から見送る。フリーパスの良い所は、該当区間の列車に自由に乗れるだけでなく、ホームに自由に出入り出来る所にもある。この純白の白煙は石炭が燃えたものではなく、蒸気駆動の空気圧縮機の廃蒸気がそのまま大気開放されたものである。給水ポンプを備える大型機の場合、各所で使用された蒸気(走行用の排気に加えて空気圧縮機、給水ポンプのものも使われる)はまとめられた上で給水加熱器へと導かれる為、停車中にこのような白煙がけたたましくあがる事はなく、空気圧縮機の作動音がどんでんどんでんと鳴るばかりである。
11:05、出発直前のSL大樹が煙突から黒い煙を吐く。風向きの関係でもろに煙を浴びる。普段ならうれしい限りなのだが、流石にちょっと機材が心配になる。なので風向きが少し変わった所しか撮れない。
11:43、上り列車で後を追う。大桑駅での離合待ちの光景。連結器付近を撮りたかった少年の姿の撮影は許可済。だがそれは下今市で存分に撮れば良いのでは?
12:55、下今市駅前のスーパで大盛りナポリタンを購入し、ホーム及び下り列車内でたいらげた後、小佐越駅で下車。駅前のかかし?群を横目に、先程まで三脚が林立していた場所まで移動。約1km弱。
13:17、上りスペーシアきぬ130号で試し撮り(豪華だ!)。既に多くの方々の三脚が林立している中、それをふまえた上での針の穴をつくような構図を探すものの、やはりイイ場所には既に先客の方がおられる。
13:37、予定よりやや遅れてのSL大樹5号。手前の手すりが残念。ボクがもう少し背が高ければ…。1枚上の変な塗装のスペーシアはと同じ露出だが、直前に陽が陰ったり、黒い車体という事もあり、やはりRAWを少し(かなり)いぢった。今回は練習とはいえ、こんな大逆光の中、一体どう撮れば良いのだろうか…(曇天狙いとか、夕刻狙い?!)。
14:22、コーヒー牛乳とゆであづきのようなカラーリングのリバイバルカラー6050系に乗って再び鬼怒川温泉駅まで戻って来た。乗ってしまうと当たり前だが別段普通の6050系だ。
14:35、駅前を43mmで、F2.8という比較的開いた状態で、しかもP社独特の色合いである「里び」で。
駅前の何気ない光景を、FALimited43mmをF2で使用し、やはり里びにて。
やはり「転回ショー」には間に合わなかった、駅前に不自然に設置された転車台を、今度はF2で使用。たとえ当ブログ程度のサイズでも、誰が如何見ても、明らかに怪しげな雰囲気となる。P社Limitedレンズが「魔法のレンズ」と呼ばれる所以だ。絞れば普通に抜けの良いレンズとなる。
14:48、かつて真岡鐡道での復活の様子を見守ったC11 325と、同じ栃木県ながらこんな観光地で、しかも東武鉄道の線路の上で再会しようとは思いもしなかった。真岡鉄道時代に比べると、車掌車ヨ8000に搭載されたATS機器とのデーターやり取り用のジャンパ栓や、東武の列車無線用のアンテナ、運転席にも小型にまとめられてはいるものの、現代の保安システム用の計器類が増設されるといった「魔改造」が施されていた。だがしかし、真岡鐡道復帰時に50系客車のドア開閉用の為の元空気溜め管が前後に設置された時点で既に魔改造の歴史は始まっていたのである。山口線のC57とて古くは集煙装置、近年では窓枠がステンレス化されたりと、この手の改造は今に始まった事ではなく、古えより行われている。
15:21、出発準備を始めたC11を駅撮り。どうしても逆光になってしまう。こうなるとどんなカメラで撮っても単なる記録写真にしかならない…まあそれでも別にイイかなとも思う。
15:37、SL列車の少し前に出発する会津マウントエクスプレス。豪華特急列車であるが、見た目は普通。だがおかげでこの素晴らしい前面展望。やる気になれば前面窓の前にへばりつく事も出来る。この前面展望ならば、用もないのに雪の中を会津若松まで無駄に乗車してみても良いような気がする。
15:57、下今市到着。見た目はごく普通の地方路線を走るディーゼルカーである。
16:14、後発のSL大樹が到着。こんな事を言っては非国民扱いされるかもしれないが、国旗が結構(かなり)邪魔である。
なので真横から撮影。こうしてみると、国旗も誇らしげに見えるから不思議だ。
16:25、リバティーが到着。ココで併結作業が行われる。隣には元NEX。いつの間に到着したのか。
16:31、C11と並ぶ。今や3両のC11を運用する当地においてはこの表現ではどの個体なのかを特定できない。とはいえ、C11 325と記すのもやや長い。どうしても真岡鐡道のC11と呼びたくなってしまう。
転車台に乗った蒸気機関車を「背景」としてボカすという、何とも贅沢な世の中に。
下今市の駅前スーパーで購入した飲料を手に、帰路に就く。またもや20400系である。やはりボックスシートで味わいたかったような気もする。
本日の使用機材。PENTAX K-1とFA43mmLimited。ついほんの少し前まで、カメラなんて写れば何でもイイやというスタンスだったのだが、K-1を使うようになってから一転。他社の機材はもうイイやという感じとなっている。我が家の大型防湿庫の半数を占めるC社機材も処分してしまいたい所なのだが、もらいもの(しかも遺品)な事もあり、安易に扱えない所が目下の悩みだ。
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