映画「ゴジラ-1.0」 at 東宝シネマズ日比谷 | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

田町駅はかつて通勤に使っていた駅だというのにほとんど印象がない。貨物線の改修工事が始まり面影がなくなっていく。森永のビルもアルファレコードのスタジオも解体されていた。

 

 

久々の生駒軒巡り。

 

 

だがココは既に廃業していた。ここ1〜2年の事だろう。

 

 

すぐ近くにある芝店(三田店)へ。最盛期には町内に数軒の生駒軒があるような事も多かった。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

いつもの炒飯餃子。炒飯は大盛もあるようだったが、初めての店舗でいきなりそれは怖い(→大盛でも普通位だった)。反面餃子は6個なので炒飯との量のバランスが悪かった。また通常メニューにはないが「ソース炒飯」というものも存在するようだ。
 

 

食後、北へ向かって歩き始める。浜松町のこの屋形船は以前一度乗船した事があった。

 

 

路地裏にあったコーヒー店。喫茶店ではなく、豆の販売をしている店のようだ。

 

 

大きなビルに挟まれた小さな店舗。店(?)の名前が何やら怪しい。

 

 

新橋まで到着。先日テレビで見たニュー新橋ビルのB1~4Fまでくまなく探検。マッサージ店がかなり多く、その勧誘に難儀した。

 

 

駅前のC11。細部までてかてかに黒光りしている。背後のビルは、30年位前まで戦前の古ビルが、単なる広告塔として使用されていた。その名残が新ビルの正面にも残っている。

 

 

日比谷公会堂。流石にこれは50mmクロップで撮影。

 

 

日比谷公園内の噴水を順光で撮ったらものすごい色になった。歩き疲れたのと時間調整とでしばし休憩。今朝は3時頃からうつらうつらしていたせいか、猛烈な睡魔に襲われた。

 

 

何処をどう歩いたか、気がつけば有楽町のこんな所。この10倍位写真を撮ったので、それらを辿っていけばほぼ確実にトレース出来るだろう。直線で3kmなので5km位か。東京宝塚劇場は最近まで戦前の建物だった。その解体から再建までの様子や、その間の公演を行う為の仮劇場の様子を通勤電車から見て来た事もあり、思い出深い。

 

 

劇団四季の有名女優さんの舞台を観に何度か訪れた劇場が向かいにある。この通りはかつては宝塚歌劇団の役者さんの入り待ち出待ちのイベントが行われていた場所だが、いつの間にか歩行者用道路になっていた。現在はこれら行事を何処で行っているのだろう。

 

 

東宝といえばゴジラ、ゴジラといえば東宝な印象が強い。この付近は東宝街とでもいった所なのだろう。ふと「東宝とは東京宝塚劇場の略なのでは?」という考えが頭を過ったが、実際本当にそのようだった。

 


本日の主目的地はココだ。映画が見たければ近所の映画館に行けば良いのにと思うが、今やココでしかやっていないという事で遠路はるばるやって来た。

 

 

SCREEN1から11までは東京ミッドタウン日比谷内にあるが、12と13だげは東京宝塚劇場側にある。今日はSCREEN13のお世話になる。

 

 

 

本日の鑑賞演目。今更だが「ゴジラ-1.0」を観に来た。

白黒版が公開された時、どちらから先に観るべきかと迷っているうちに月日が過ぎ、気がつけば近所ではどこでも終わっていたので大慌てでやってきた次第。

勿論お目当ては浜辺美波…ではなく(それも少しはある)、震電が出てくるらしいからなのであるが、先日録画していたVFXの歴史のような番組を見た所、監督が三丁目の夕日と同じと知り、目の色が変わった次第だ。
 

 

◎イントロダクション(公式ページにはそれらしいあらすじが載っていなかったので)

焦土と化した日本に、突如現れたゴジラ。
残された名もなき人々に、生きて抗う術はあるのか。
ゴジラ七〇周年記念作品となる本作
『ゴジラ -1.0』で
監督・脚本・VFXを務めるのは、山崎貴。
絶望の象徴が、いま令和に甦る。
 

 

◎感想(ネタバレアリ!)

とにかくゴジラが強い。戦艦の主砲を至近距離で受けてもびくともしない(のに数km先から戦車で砲撃しても効く訳がない)とか、傷ついた体が数秒で治癒したりとか、変な光線出したりとか、こんなの勝てる訳がないとかなり恐怖した。ゴジラ映画はシリーズ化されているが、何分初見なもので、おおよその定番ストーリーといったものが判らない。まさか人々が絶望して終わりとか、美女の生贄をささげてどうの(←それはキングコング?)という事はないにせよ、どのような結末になるのかがわくわくを通り超して不安ですらあった。

 

あまりに簡単にヒトがばんばかタヒぬのが抵抗あったが、CGはツッコミ所満載で良かった。ゴジラが投げた都電が63系電車の前に落ちて来て電車が急ブレーキをかける。その後浜辺美波もろとも車体を持ち上げるシーンは前半のハイライトといっても良いかもしれない。その後、日劇が破壊され、和光が半壊したあたりから物語がどんよりと重々しくなってくる。

 

実物大模型の震電は、エンジンカウルが開いている状態で登場。極太の星形エンジンまで再現されている。脚が長いので、何をするにも脚立が必要そうだ。それが地上走行し、離陸し、戦闘飛行を行う。飛行機好きのはしくれとしてはこの幻の機体がたとえCGとはいえ飛行する姿は文字通り夢のような光景だった。ただ先尾翼機というのは飛行機としては一般的なレイアウトではないので、飛んでる姿を見てもどうもピント来ない。もっと正直に言ってしまえば「あまり格好よくはないな~」という感想だった。ゼロ戦やファントムといったオーソドックスな形状の飛行機を格好よく思う要因の一つとして「見慣れているから」というのもあるのかもしれない。

 

先尾翼機の飛行姿を見た事がないので、飛行姿勢が正しいのかどうかも不明。他の飛行物体(ゴジラが投げた船の動き等)は結構不自然だった。震電が■に突入する際も、いきなり速度が0になっていたが、そんな事をしたら無限大のGが機体にかかりバラバラになるだろう。別段そういう所をリアルに描く必要もないだろうが、考証の余地はあるのではないだろうか…


等と思いつつ、最後はまさかの号泣!

 

 

 

ゴジラに壊された日劇があった場所。現在は有楽町マリオンが建っている。

 

 

同じく半壊…といっても倒れていない部分があるというだけで、実質全壊させられた和光。この映画を日比谷で観た甲斐があったというもの。

 

 

有名な「奥野ビル」。昭和7年、及び9年の竣工。少し前までこの時代の建物がゴロゴロしていた(例、交通博物館)が、近年はめっきり減ってしまった。

 

 

こちらのビルも「解体のお知らせ」の看板が掲げられている。

 

 

既に「ココは何処?」状態な中、昔ながらの店舗家屋がごくごくわずかだけ存在している。

 

 

神田付近である事は前後の写真及び壁面に記されているものの、どこだか全く分からなかった。「pork hamburg & Bar」では検索にかからず。背後に写る「LIVEMxx」の文字を頼りに、かなりかかってやっと発見した。ロケ地探索マニアが呆れる。

 

 

ココもいつ再開発されてもおかしくない区画。以前カレー店だった時に一度入った事があった。

 

 

秋淀でカメラバッグを物色し、P社ブースをウロウロ(K-3モノクロームが置いてあった)、電車に乗って帰宅。日比谷から仲御徒町迄、また5~6km歩いた。2230頃に地元のスーパーに入ると、丁度半額セールが始まった所だったので、無駄に大量購入。結局夜はコロッケ類だけ食った。

 

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