グライダーと大凧あげ | PRYCE16写真日記

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このブログも今やすっかり凸凹凸凹ブログに?(笑)

GW恒例の大凧あげ見物。しかし凧揚げがなかなか始まらないので、それまでラジオを聴きながらグライダー見物。こうでもしないと暑さと退屈さで挫けてしまいそうだ。

 

 

曳航機「ロバン」が行く。スペルはROBINと書くが、フランス製なのでロバンと読む。

 

 

コウノトリ柄の機体がお気に入り。アレキサンダー・シュライハー製のASK13という機体で、初飛行は何と昭和41年という。鋼管布貼りの2世代位前の機体だが、飛んでいる姿は美しくて格好イイ。確か市の所有で体験搭乗等に使用していた筈。熱気球同様一度は乗ってみたい。

 

 

これはまたいかにも古風は姿を持った機体だ。レジから検索してみると、同じくアレクサンダー・シュライハー社製のKa6CRというものだそうだ。それを更に検索すると初飛行は何と昭和25年というから、もはやクラッシック機の領域だ。

 

 

離陸待ち(曳航待ち?)エリアには、ココに写っているだけで8機の姿がある。連休中等の繁忙期には曳航機を増やす筈なのだが、ロバンしかおらず、ピストン輸送状態となっていた。撮影には我が家の便利ズーム80-320mmを使用したが、グライダー撮影にはまったく足りず、テレ端320mn、又は489mm相当クロップばかりを使用。150-450mmを持ってくれば良かった。

 

 

対岸には大凧の姿がチラリと見える。こちらは上若組のもの。

 

 

こちらは下若組のもの。遠いのに加えて、土手の向こうに置かれている為、よく見えない。

 

 

↑GR3 ↓iPhone14 どっちが美味しそう?

凧揚げ本番の前に、久々の「台湾料理鴻鑫」で、カレー炒飯&餃子。値上げされて1000円を僅かに超えるようになってしまったが、それでも安い、うまい、多いの三拍子。

 

 

まだまだ時間があったので、対岸からチラリと見えていた大凧のすぐそばまで行ってみたが、写真ではサイズ感が全くわからない。こちらは上若組のもの。凧の字の一部が破れて穴が空いているいるが、大丈夫なのか?

 

 

こちらは下若組のもの。糸の最終調整を行っているのか?

 

 

「復興」の文字が記された横倒しになっている中凧は我が家のリビングが飛んでいるようなもの(大凧は我が家の敷地が飛んでいるようなもの)。

 

 

こうのとり柄のASK21。着陸寸前にもかかわらずかなりのバンクをとった為、特徴ある主翼の柄がよく見えた。美しく恰好イイ。逆光なのが残念。

 

 

こちらはASK13の後継機であるASK21。動体後部が細い。

 

 

下若組のエリアがにわかにあわただしくなって来た。

 

 

15:24、離陸を試みるも…

 

 

風を正面に受ける事が出来ず、片面のみに受けてしまった結果…

 

 

まるでハンカチをたたむように真っ二つに。あまりにも無惨な姿になってしまった。この種の事故が最も多く、度々目撃する。宙を舞っていない時には自重を支えられない設計の為、離陸失敗は即破壊となってしまう。

 

 

折りたたまれてしまった凧に人が群がる。しかし修復は難しいのではないか?

 

 

たたまれた機体を元に戻すが、既に一部が破れてしまっている。本日の飛行は無理なのは明らかだが、明後日迄に修復出来るだろうか。

 

 

空に彷徨っている機体はやはりアレクサンダー・シュライハー製のASK21。現代の多くの複座機は概ねにこのような形をしているが、この機種とて初飛行は1978年という古さ。

 

 

一方こちらは上若組。機体右側手前の角を丸太で持ち上げている。

 

 

15:07、うまく正立した状態で何とか離陸。機体はまだペナペナ状態だが壊れてはいない。

 

 

風を正しい姿勢で受けた為か、ペナペナ状態が改善され、本体の凧の姿となった。

 

 

ココまで高らかに上がったのは初めて見た。良いものを見させてもらった。

 

 

数十秒浮遊した(タイムスタンプによると45秒位)後、故意か任意か、高度を落とす。

 

 

着陸…というにはかなりのハードランディングとなり、縦にエビぞり状態に。真っ二つにはならなかったが、無事では済まなかったのではないか。もしダメージを受けていても明後日までには修復出来そうだ。

 

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