日本人は無宗教の人が多いと言われることがあります。
年に一度だけ祈祷する習慣が無い外国から見ると、初詣などのお参りなどは、外国からは奇異に写るようです。
では信仰も無いのかと言いますとそうではありません。
●新約聖書 ヘブライ人への手紙11章1節には「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認すること」とあります。
これは人類全てに当てはまります。「見えない事実を確認」とは、例えば、「今日、家に帰ったら、母(または妻)によって晩御飯が作られている」これも信仰です。誰も特別な理由が無い限り、家が爆発して無くなっているだろうと思ってはいません。
私達の生活は見えない事柄を信じ、そして直に見て確認する事の繰り返しです。人は皆、何らかの信仰者であると言えます。
一方、宗教は一つの事柄に対し、複数の人が集まって、儀式や礼拝を行うことで宗教になると思います。ですから何の儀式にも参加しない人はいるでしょう。
てな訳で、無宗教なる人は居ても、無信仰の人は存在のです。