故ジョブズさんには、
怒られてしまいそうだが・・・
私は、
Appleという会社を大企業に分類していない。
もちろん、
私の独断と偏見による勝手な分類だ。
大企業と中小企業との境目は
とてもあいまいで・・・
法的には
従業員数や資本金で決まるのだが・・・
それも、業種によって、かなり幅がある。
そもそも・・・
一般的には、
そんな基準で、
企業を分類することのほうが少ない。
大企業というのは、
誰でも知っているような有名な会社・・・
あるいは・・・
東証一部に
上場している会社というイメージの方が強い。
従業員数や資本金の多寡で
大企業を定義している人など
まず、見当たらないはずだと思うのだ。
つまり・・・
マーケットから見た場合には
「有名な中小企業」は「無名な大企業」よりも、
より大企業らしいということになる。
そして・・・
そういう分類においては・・・
Appleは
正真正銘の大企業である。
誰が見ても、
大企業であるはずのAppleを・・・
なぜ?私が大企業らしくないと思っているのか・・・
それは・・・
その経営戦略が・・・
中小企業にとって、
理想的なものだと思っているからだ。
法的な定義や、
一般的なイメージが、
重要でないとは言わない。
しかし・・・
経営者にとって、真に大切なのは・・・
戦略的な意味においての
中小企業の定義だ。
なぜ?世の経営者は、
ミニチュア大企業を作りたがるのだろう・・・
戦略的に見た、大企業の定義は・・・
「大量仕入れ・大量生産・大量販売」
つまり・・・
「規模と資金力を最大限に活かした戦い方」 を、
実践している企業という事になる。
上記のような戦い方においては・・・
大きな会社が合併によって、
更に、
大きな会社を目指すことは、
理に適っている。
では、
戦略的に見た、
中小企業の定義は何か???
中小企業は
スケールメリットや資金力で、
戦う事が出来ない。
故に・・・
中小企業がとるべき戦略は・・・
「ターゲット限定・付加価値創造」型しかない。
安く無い・・・
マーケットも
大きくは無い・・・
だが!
ある特定の人にとっては・・・
「なくてはならない、魅力的な商品」
あるいは、会社である事だ。
Appleは、
十分に大きいではないかと
言われてしまいそうだが・・・
Appleは、
規模を利用した競争力で
勝っている会社ではない、と思うのだ。
特定の人間にとっての付加価値を追究した結果、
意外と大きなマーケットが生まれた・・・
というのが、実態なのではないだろうか。
マーケットが大きくなるかどうかは
予測しようが無いし・・・
これほど
大きなニューマーケットを
意図的に生み出すことは
不可能だと思うのだ。
大きくなるかどうかは、
やってみなくては解らない。
だが・・・
小さなニューマーケットなら
無数にある。
そして・・・
そのような
小さなマーケットの創造こそ・・・
中小企業がやるべき事業なのだと・・・
私は確信している。
小さなマーケットには、
大きな会社は参入しない。
マーケットが十分に大きくなってから・・・
規模と資金の力で
マーケットを奪っていくのが、大企業のやり方だ。
小さなニューマーケットこそが
中小企業にとってのブルーオーシャンなのだ。
規模が小さく・・・
資金力もなく・・・
知名度もないのに・・・
なぜ?
戦略だけは
大企業を真似するのだろう。
マーケットの創造をせず、
既存のマーケットで価格競争を繰り広げる中小企業は・・・
ミニチュア大企業・・・
まるで、おませな七五三を観るような・・・自戒。





















