寒いですネ~春一番は吹きましたが、三寒四温がしばし続くのでしょうね・・・
年度末や卒業、進学etc・・・慌ただしい季節、日々を楽しんで参りましょう(^O^)/
さて・・・
私はアンティークのグラスや生活雑貨を愛でるのが趣味なのです。
なぜ、愛でるのか・・・買えないからです(^_^;)・・・
100年くらい前に作られた、ラリックやサンルイ、バカラといったグラス。
そこには、紛れもなく・・・色気のようなものが詰まっているのです。
古いから色気がある。
それも事実だと思います。
100年もの間、いろんな人がこのグラスを使ってお酒を飲んで来たのです。
そして・・・一度も割られなかった。
きっと皆さん、大切に扱って来たのです。
そこに込められたドラマ。
それが、色気となって現れるのでしょう。
お気に入りを壊してしまった時には、ものすごく落ち込みます。
もちろん、値段が高いというのもありますが・・・
それ以上に・・・
「●●年間守られ続けて来たものを私が壊してしまった」
という罪悪感の方が大きいのです。
ところで、アンティークにかかわらず、
色気のあるグラスというものが存在します。
ロブマイヤーというオーストリアのグラスです。
特に『バレリーナ』という名のシャンパングラスは、
アンジェリーナジョリーよりも色気があります。
残念ながら、
現行のバカラには色気を感じません。
魂の温度を感じないのです。
それはたぶん、
寸分違わぬ形に仕上げられているからです。
ロブマーヤーのグラスには、一つひとつに個性があります。
それは、ほんの少しだけズレているからです。
もちろん、
職人さんは寸分違わぬ形を目指しているはずです。
でも・・・やっぱり、
ほんの少しズレてしまうのです。
でも、そこに魅力がある。
まったく同じように作っているのに、
ほんの少しだけ違う。
それが、そのグラスの個性となり、魂の温度を感じさせるのです。
もしかしたら、
ビジネスでも同じかも知れませんね。
お客さんによって、対応を変えたり、値段を変えたりしてはならない。
どんなお客さんにでも同じように対応する。
それが、
ビジネスの基本であることは間違いありません。
でも、そこを目指していながらも、ほんのちょっとの違いが出る。
こだわっているが故の違い。
それが、ビジネスにおける色気なのかもしれません。
大量生産された、まったく同じ商品には色気が無いように・・・
完璧にマニュアル化された大企業の商品には、
色気が無いのかもしれません。
手作りで、なんとか同じ商品に仕上げようとする努力。
でも・・・やっぱり人間なので出てしまう『違い』。
それこそが、小さな会社にしかできない、
色気のあるビジネスというものなのかもしれません。
もちろん、
『ズレ』や『違い』が許されないビジネスもたくさんありますし、
『ズレ』や『違い』を無くすことによって収益を上げているビジネスもあります。
外食のチェーン店などは、その最たるものでしょう。
お店によって全然味が違ったら、それはもう顧客への裏切りです。
吉野家の牛丼は、
どこに行っても吉野家の牛丼でなくてはならない。
規格化されて大量に生産された商品が、
世の中を豊かにしていることは事実です。
でも・・・
やっぱり、私は『ズレ』や『違い』のある商品が好きですね。
日本の中小企業は、
ぜったいにそれを失くして欲しくないし、失くしてはならない。
そんな気がする、今日此の頃です。(^^)ww