図の三角形ABCはABとACの長さが等しい二等辺三角形です。ADとABの長さが等しいとき、直角三角形CDEの面積を求めなさい。
近年算数オリンピックレベルの平面図形の問題を出していた東海中学校ですが、今年の平面図形の問題はかなり簡単になりました。
とはいえ、今回取り上げる問題は、東海地方の受験生にとってはそれなりに難しかったと思います。
45度の角度があるので、直角二等辺三角形を作り出して解けばよいことはすぐにわかるはずで、DEをDCと同じ長さになるまで延長すればよいことに気付くはずです。
解説の(解法1)では、二等辺三角形を長方形にはめ込んで解いていますが、頭の中で考えていることは、いま述べた通りです。
解説の(解法2)では、いわゆるかたまりの相似(第19回ジュニア広中杯トライアル問題7(2022年ジュニア広中杯トライアル問題7)と日本数学オリンピック(JMO)2000年予選第1問を参照)と二等辺三角形の典型的な補助線を利用して解いています。
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