【日本人が証明!】ABC予想について② | プロ家庭教師のKiri/奈良/オンライン/大学受験/医学部受験/難関大学受験

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【日本人が証明!】ABC予想について ①

 

 

それでは、ABC予想がどういうものかを見ていきましょう!

 

 

たし算と、かけ算と、公約数と、素因数分解を知っていれば理解できます。

 

例えば、a=1、b=8、c=9という3つの数を考えましょう!

 

このとき、a+b=cが成り立ってますね?

かつ、1 と 8 は、1以外の公約数をもちませんね?

 

この2つの条件がABC予想の大前提です。

 

 

次に、それぞれ素因数分解します。

 

a=1

b=23

c=32

になりますね?

 

次に、これらを全部かけ算すると

 

abc=23×32

 

になります。

 

そして、これを直接計算するのではなく、3乗や2乗は無視して、素因数だけのかけ算を行います。

 

2×3=6

 

このように、素因数だけのかけ算を行ったものを、rad(abc)と書きます!

 

つまり今は、rad(abc)=6 です。

 

 

c=9でしたから

 

c>rad(abc)が成り立ちますね?

 

このように、c>rad(abc)が成り立つのが、実は大変珍しいケースなのです!

 

ほとんどの場合は、c<rad(abc)になってしまうのです。

 

例えば、上の値をちょっとだけ変えた

a=1、b=7、c=8

a=1、b=6、c=7

a=1、b=5、c=6

とかは全部、c<rad(abc) です。

 

てなわけで、ABC予想というのは

c>rad(abc)となる a 、b、cは、有限個しかないんじゃないか?

という風に予想したものなんですね~。

 

正確には

 

「a,b,cを自然数、aとbは互いに素、c=a+bとする。

任意のε>0に対して、c>rad(abc)1+εを満たすa,b,cは有限個しかない。」

 

 という予想になります。

 

小学生でも理解できる内容でしたね!?

 

いかがでしたか!? みなさん!

 

はっ!? 誰もいない!

 

 

 

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