好きなことを好きなようにやっているだけでは、人間はなかなか成長できません。
目標を定めて、全力で取り組むからこそ、見えてくることってありますよね。
その機会として、受験というものはとても良いと思います。
受験を通して、自分を客観的に見るようになり、自分の強さや弱さに気づき、受け入れたり、克服して成長していくんですね。
成長したからといって必ず受かるわけではありませんが、合格へ一歩へ近づいたと言えますし、成長することは今後の人生において役立つことは間違いないわけです。
逆に言えば、成長が見られない子も世の中には沢山います。
受験に限定しなければ、大人であっても成長しない人って沢山いますよね。
成長するか否かは、最終的にその人の人間力に関わってくると思います。
もちろん環境も大切ですが、環境が整っていても、それを生かせない人達は沢山いるわけです。
成長しない子は、どこか甘えがあり、謙虚さに欠けることが多いです。
自分なりに頑張っているとか、自分はしっかりやっている方だとか、後でやれば何とかなるとか、自分には奇跡が起きるとか、あの人は頭がいいだけだとか、親が悪いとか、先生が悪いとか、周りが理解してくれないとか、世の中が悪いとか。
やる理由ではなく、やらない理由を探します。
自責ではなく、他責です。
自分はそれなりに完成された人間だと思い込んでいて、変な自信があり、他の人がどれだけ努力、工夫を重ねているかを知らないんですね。
私が担当している今年の受験生は、本当に全員成長していると感じるんですよね。
淡々となすべきことをこなして,見違えるように力がついている子とか、
不器用ながら自分の弱いところを自覚して,あらがっている子とか。
こういう姿を見れるのは、この仕事をしていて楽しいところの1つです。
逆に受験生でない子には、成長しない子は何人か(^-^;)
私は、頑張っている子に対しては様子を見ながら、言葉を選びながら、伝えたり伝えなかったりですが、
甘えをもった子には、自覚してもらえるよう、その点を指摘して、他の子がどれだけ頑張っているかをビシビシ伝えるようにしています。
ただ必要以上に暗い雰囲気や重い雰囲気にはならないようにしていますが。
根気よく言い続けても、変わらないときや、成長しないどころか退化していると感じるときは、最後通告をすることも(--;)
成長する姿を見るのが楽しい一方で、全く成長しない姿を見ることや、不合格になると分かっていながら指導するのはなかなかに苦痛を伴う仕事です。
掘った穴を埋められて、また穴を掘るような感覚ですね。
最後通告とは、現状の努力では目標達成には相当厳しいことを、親御様を交えて、重々しくお話しするわけですね。
こうなると、指導終了になる確率が高いです。
講師にとっては死活問題ですね。
リスクは負いますが、状況が良い方向に変わることもあります。
「ここまで言ってくれる先生いないわよ!」ってな感じで子供に叱責していただいて、状況が変わったご家庭もあります。
その時は、さすが私のブログをお読みのお母様方は、ご理解ある方が多いなぁと思いました。
この記事にしてもそうですが、私自身が正直にブログを書くようにしています。
そこに共感してご応募いただくご家庭も多いので、自分に原因を向けられる素晴らしいお母様も多いわけです。
そんなことを意図して書いてたわけではないのですが、その時はふとそんなことを思いました。
何の話かよく分からなくなってきましたね。
ともかく、合格・不合格は最も大事なことですが、それに向けて成長してくれるように指導にあたりたいと思います。
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