4月から新学年です。
来年こそは頑張ろうと思っている子,きちんと頑張ってきたので特に心境の変化がない子など、色々な子がいると思います。
特に新中1の子は、新しい学校の生活に期待や不安を感じている子が多いでしょう。
ただ そんな気持ちはせいぜい最初の3か月くらい。
じき学校に慣れ、子供それぞれの生活リズムができていきます。
進学校で最も大事なことは、勉強についていけるか,ついていけないかです。
ついていけなくなった時点で、学校に通っている意味は全くなくなります。
授業を聞いても分からない,課題も意味も分からないままこなすだけ,拘束時間が長いなど、最悪の勉強法にたどりつきます。
中高一貫の進学校では、どういったタイプの子がついていけなくなるのでしょうか。
私が経験した中では以下のケースがありました。
・燃え尽きた
中学受験が終われば、しばらく勉強しなくていいと信じて、全エネルギーを中学受験に注ぎ込んだというもの。
実際はそんなことはなく、勉強はいつまでも続いていきます。
さらに周りは進学校に受かった強者ばかり。大抵の場合、手を抜いて結果を残せるほど甘くはありません。
多くの子は頑張っても平均点を取るのがやっとです。
次第にエネルギーが枯渇し、ダラダラとしか勉強ができない,いかに手を抜くかばかりを考えるようになる,あるいは全くやらなくなるなどの症状が出ます。
・根拠のない自信がある
中学受験で、受からないと言われていたのに本番の調子が良く,奇跡的にギリギリで合格した。
能力が高く、それほど頑張らずに有名進学校に合格出来てしまった。
このタイプは、自分には漫画やドラマのように必ず奇跡が起きるとか、頑張らずに何とかなったのだから,本気になればすぐに追いつけるなどの根拠のない自信を持ってしまうことが多いです。
もちろん大学受験において、そんな甘い幻想は問答無用で打ち砕かれます。
高校内容に入って出遅れてしまえば、いくら能力が高くてもなかなか追いつけません。
・能力的に厳しい
同じ学校に入れば、みんな同じ能力,同じ学力の子が集まっていると思われがちです。
ですが 実際は、トップで入学した子と、ギリギリで合格した子ではかなりの差があります。
つまりスタートは決して同じではなく、特にギリギリで合格した子は要注意です。
能力的に差が生じている場合は、努力を上乗せしなければ、他の子に勝てないことになります。
・学習習慣がない
中学受験は能力だけで乗り切っており、塾や家庭教師で勉強するだけで、家ではほとんど勉強しなかったなんて子も少なくありません。
家で勉強する癖がついていませんので、中学生になったからといって、突然家で勉強するようにはなりはしません。
せいぜい、学校の課題をやって終わり。
ひどいケースでは、やり直しはもちろん、丸つけすらできない子もいます。
・塾が楽しかった
個人的には驚くのですが、中学受験塾が楽しかったという子は結構います。
中学受験塾にもユルユルの塾が沢山あるようですね。
楽しくないと集中がもたない,フワフワしていないと集中がもたないようです。
・親御さんが学校任せ
親御さんの中で、進学校に入れば安泰とか,学校が全てやってくれると思っておられる方は割といらっしゃいます。
ですが 個人的に、学校は学力基準の場であって、学力を保証してくれる場ではないと思います。
学校に行っても、帰ってからゲーム三昧では成績が上がるわけがありません。
ある程度の家庭での監視,ルール,話し合いが必要だと思います。
・親御さんがガチガチに拘束する
ダラダラとしか勉強ができない,いかに手を抜くかばかりを考えるようになる,あるいは全くやらなくなるなどの症状が出ます。
以上、思いつく限り書いてみました。
これ以外も沢山あるでしょうし、色々な要素が組み合わさったものもあるでしょうね。
心当たりのある方は、どうぞお気をつけください。
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今日は、チロの真似をするツグちゃんがテーマです。
ツグちゃんは、すぐにチロくんの真似をします。
チロくんが入れば、
ツグちゃんも入る。
チロくんが登れば
ツグちゃんも登る。
チロくんが寝れば、
同じ場所でツグちゃんも寝ます。
でもやっぱり極めつけはこれ。
チロくんが横着して食べれば、ツグちゃんも横着して食べる・・・。
悪いところは真似ないでね。