今回は、高校化学のカリキュラムについて、書いてみます。
高校化学は、大まかに、理論化学、無機化合物、有機化合物の３つに分かれます。
どの分野も、仕組みの理解，計算，暗記が必要な場面がありますが、
バランス的に、
理論化学は、仕組みの理解や計算 寄り，
無機は、暗記 寄り，
有機は、仕組みの理解，暗記 寄りです。
＜理論化学＞
物質量，濃度，水素イオン濃度，酸化還元，状態方程式，沸点上昇，熱化学方程式，電池と電気分解，化学平衡など。
ここでは、仕組みの理解と計算が主です。
化学の計算は算数で解決するところが多いです。
要するに何と何が比例関係で、比の計算ができるか。もちろん方程式を用いる場面など例外はあります。
一部暗記もありますが、他分野に比べれば圧倒的に少ないです。
比較的楽しいところだと思います。
ここで学んだことが、無機や有機の基礎となります。
＜無機化合物＞
非金属，金属，遷移元素，イオンの分離など。
ここでは、暗記が主です。
「AとBを反応させたら何ができる？」とか、「この物質の性質は？ 製法は？ 色は？」とか、そんな感じのことをひたすら学んでいきます。
暗記と言っても、やはり丸暗記ばかりはよくありません。
理論化学で学んだ内容を生かして、反応式であれば、
それは、酸化還元反応なのか，中和反応なのか，弱酸（塩基）遊離反応なのか，揮発性酸遊離反応なのかなど、どのような反応なのかを考えます。
後者３つであれば、反応後何ができるかはあまり覚えなくてもよくなります。
酸化還元反応であれば、酸化と還元の半反応式を作るようにしておけば、化学反応式を導くことができます。
さらに、酸化還元反応が、イオン化傾向によるものなのか，酸化剤・還元剤によるものなのか、自己酸化還元反応なのかなども細かく分類しておきましょう。
沈殿をつくる塩や，物質・イオンの色など、どうしても丸暗記を避けられないものは、語呂合わせなどを駆使して、忘れても思いだせるよう工夫しましょう。
＜有機化合物＞
異性体，脂肪族炭化水素，脂肪族化合物，芳香族化合物，糖類，アミノ酸・タンパク質，合成樹脂・ゴムなど。
ここでは、仕組みの理解と暗記が主です。
仕組みの理解は比較的難しく、何となくで乗り切るのがかなり難しい分野です。
逆に 仕組みを理解してしまえば、あとはほとんどつながっているので、有機だけは得意という人も出てきたりします。
無機のときと同様、反応式や物質の性質・製法などを覚える必要があります。
反応式では、どの部分が取れてどの部分がくっつくなど、要領よく覚えないと、CやHやOだらけの反応を丸暗記することになってしまいます。
糖類以降になると、C6H12O6のようなものばかりなってくるので、構造式を書くだけでも大変。
面倒くさいと感じるでしょうが、きちんと書いて確認するようにしましょう。
以上です。
仕組みの理解ができていなければ、暗記もの以外はなかなか得点できるようにならないと思われます。
問題集を結構まわしているのに、点数が取れない人は、仕組みの理解が出来ていない可能性が大きいでしょう。
なぜこういう計算？ この反応式はどういうもの？ なんでこんな性質？ などを問いながら、問題にあたっていきましょう。
あまり深くつっこみすぎると、大学内容に入ってしまったりもするのですが、少なくとも高校内容で理解できる部分までは深く掘り下げていってください。
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今日は、「こんなところにツグちゃんが！」をテーマに載せていきますよ。
ツグちゃんは、チロくんと違って色々なところに行きます。
時々どこにいるのか心配になって探すこともあるのです。
まずはお風呂場。
涼しかったのか、お風呂場で干していたマットの上で寝ています。
上のすのこが倒れてきたら危ない・・・。
さらに、バスタブの中・・・。
風呂場は開けていないことも多いので、探検中だったようです。
そして、風呂場脱衣所のタオル置き場の上。
せっかく洗ったタオルなのに・・・。
ここは今でもお気に入り。
目の前に洗面所があり、手や顔を洗ったり，歯を磨いたりで行く機会が多いので、このタオル置き場から構ってくれアピールをしてきます。
そして見事、釣られるKiriなのです。
「こんなところにツグちゃんが！」というより、「こんな風呂場にツグちゃんが！」になってしまいましたね。