講師なら一度は、プリントなどの教材を自身で作ったことがあると思います。
私も例外ではなく、むしろ毎日それらを作る日々なほど、教材作りばかりしています。
やはりどれだけメジャーな参考書でも、完璧な参考書というものはなく、
パターン不足,逆に無駄なパターンが多い,解法が現実的ではない,解説が分かりにくい,練習問題が例題とリンクしていない,誘導が必要ない問題で誘導がある
など、教える上でいずれかの欠点が生じることがほとんどです。
特に、新指導要領で追加された、データの分析や複素数平面などは、まだまだ出来が不完全な参考書も多いです。
結局、より良い指導を追及していると、作らざるをえないという結論に達します。
私の教材は、数Ⅰ~Ⅲまで全単元、定期テスト対策用と受験対策用があります。
・定期テスト対策用
気をつけていることは、
私が解説する通りの解法を再現すること,計算が単純になりすぎない問題の選抜,練習問題の解答を同じページに載せることです。
解法はテクニカルに解けるかどうかではなく、できるだけ定義,本質をふまえた解法を選びます。
・受験対策用
気をつけていることは、
効率よく基礎を学ぶために 問題を必要最低限なものにしぼること。
ほとんどの受験生はまず基礎の確認を行います。偏差値60を超えている子でも意外と基礎ができていない子は多いものです。
基礎と言っても簡単な問題という意味ではなく、定番問題や本質の理解が出来ているかどうかを確認する問題なので、難しい問題も沢山あります。
ともかく、夏までに各単元の本質を深く学び、強固な定着を目指すため、問題を厳選しています。
また、良問の入試問題も積極的に取り入れています。画像は2017年の私立の医学部で出題されたものです。
どちらも1度出来上がってはいますが、細かいところを修正したり,問題を追加したり,日々更新されています。
実は、教材を見れば、その講師の指導力が分かります。
教材を作る以上、目的をもって教材作りをしなければいけません。
普通の参考書と同じものを作るだけでは、わざわざ作る意味がないからです。
よくある悪い例は、参考書丸パクリで、問題をざーっと羅列しただけのもの。
見づらくなり、子供のモチベーションを下げ、解説が別になるので確認も面倒になります。
このような先生のタイプは2つ。
自分の講義だけで成績が上がると信じている先生か、問題だけにしないと自分の講義を訊いてもらえない先生のどちらかです。
子供4人を東大理Ⅲに現役合格させた佐藤亮子さんも、「塾はテキストで選ぶ。テキストが優秀であれば、その塾にいい先生がいる。」と本で書かれています。
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チロくん、ツグちゃんに向かってなんかやってます・・・。
求愛ダンス?
いえいえ、ツグちゃんと遊ぶために、ふざけてくれているのですね。
しかし、やや引き気味のツグちゃん。
ツグちゃんは自分から遊んでくれという割には、ノリ気じゃないとノらないという難しいところがある子です。
まぁそのへんも女の子ですねぇ。