今日はちょっとブレイク記事。たまには自分のことを書いてみようと思います。
受験的な内容はなくて、ただの私の過去を書き連ねてるだけの内容です。しかも、やたらに長くなりました(^-^;) 興味ない人はスルーして、下の猫ちゃんたちだけでもご覧ください。
私の指導の売りはズバリ分かりやすさです。生徒から、めちゃめちゃ分かりやすい,初めて意味が分かったなどの評価をもうしょっちゅうもらっています。もはや当たり前になって、聞いても特に喜ばなくなりました(笑)
分かろうという気持ちさえあれば、どんなにできない子でも短時間で100%理解させられる自信があります。
もちろん説明だけでなく、学力,定着させる力など、講師として必要な技術はすべて身についています(プロなんだから当たり前なんでしょうが)。
私がここまでのレベルになれたのは、私がそういう講師を目指していたことと、この業界最初の高校受験の塾で出会った先生方のおかげです。
まず1番大きいのは師と呼べる先生の存在。仮にF先生としておきます。
F先生は新人の私に目をかけてくださり、指導ノウハウを全て伝授してくれました。
彼は私が目指していたズバリ分かりやすい説明をする先生でした。簡潔で無駄がなく、1つ1つの説明に意味がありました。
これが分かりやすい説明か・・・と感嘆し、最初は真似しまくりました。
また、どう説明したらいいか分からないところは全部聞いて、なぜこの説明を入れるのかも細かく聞きました。親身になって全て答えてくれました。その時聞いても理解できなかったことも、素直に実践してみて(これ本当大事です)から始めて理解できたことも沢山ありました。
1年目はとにかく真似をして、2年目あたりから,もうそれなりに分かりやすいと言われるようになってきました。同時にこの頃から、そもそも分かりやすいとはなんなんだろうと自分で考えるようになりました。
そんな頃に新しい講師がやってきました。天才講師のK先生です。
彼は私より断然若かったのですが、実力はすでに相当なものでした。特に説明がとにかく分かりやすい。説明が難しくて、講師が悩むところでも、「こう教えればいいじゃないですか?」と言って、サラッと簡単に説明してしまう,いわゆる天才でした。
K先生にもとにかく色々質問して、彼の考え方,発想の仕方を学んでいきました。1度、先生の担当クラスの理科を代講したときがありましたが、そのときは全て先生の指示通りに教えたので、色々なものを吸収できました。
F先生の考えや発想を軸に、K先生の考えや発想が加わり、3年目になる頃には,分かりやすいとはなんなんだろうかという答えが出ていました。
同時にこの頃には、定期テストなんかでガンガンに結果が出るようになり、科目や単元によりけりですが下のクラスでも平均70点を取らせたこともありますし、講習のテストで私が担当する真ん中のクラスの平均が,別の講師が担当する上のクラスの平均を抜いたこともあります。
高校受験は内容が難しくないので、、講師次第で大きく結果が変わります。
あとは他の科目を担当する講師の存在も大きいです。
私が担当していた学年には、英語担当の生徒コントロールを極めたU先生が必ずいました。U先生はベテランで非常にオーラのある先生です。全てを見透かされているようなそんな感じがする方です。生徒もそれは同じで、U先生が教室に入ってきただけで生徒は姿勢が正され、手が膝の上にいきます。すげ~っ(笑) って感じです。先生が担当するクラスは、授業を受ける姿勢だけでなく、学習習慣や礼儀まで正されていきます。
英語などのメイン科目にユルユルの講師やパフォーマー講師などがつくと、クラスの雰囲気が乱れ、とてもやりにくくなります。
私が指導に集中できたのは、U先生がいたからなのは間違いありません。
ちなみにF先生も、生徒コントロールの優れた先生でした。加えて彼は話し込みが素晴らしい。胸が熱くなる話し込みが要所要所で行われ、人生が変わる生徒が毎年現れます。授業中に携帯電話に出るような生徒が毎日コツコツ勉強して、定期テストで5教科450点取るようになるなど、それはそれはすさまじい変わり様なのです。
こういった先生が他科目にいるかどうかは、高校受験では本当に大きいのです。
とにかく、そんなこんなで私は3年で講師としてそれなりに仕上がり、後は経験をひたすら積むだけという感じになりました。
その後は、私は集団指導という形態に疑問を持ち始め、個別指導の道に進みました。同時にもともと興味があった大学受験の道へ徐々にシフトしていきました。
高校受験と大学受験では教え方が違うのでは? と思われるかもしれませんが、全く同じです。それは大学受験にシフトする前から分かっていました。
高校受験の指導経験しかない中で、信用を得るのは普通はなかなかでしょうが、結果がすぐに出たので、そんなに時間もかからず、あっという間に大学受験の子ばかりになりました。今では大学受験の子しかおらず、医学部予備校の主任まで務めています。
上記で紹介した先生は、散り散りとなり、もう誰も一緒には働いていません。
この業界は実際のところ、本当に実力のある先生はそうそういません。実力のある先生が正当な評価を受けにくい世界だからです。
先生達が散り散りになっていることがそれを示していると言えるでしょう。
あれだけハイレベルな先生達があの短い時期だけ一緒になり、そして自分がそこにいたことで、今の私があるわけです。本当に運が良かったと思います。圧倒的感謝です。
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暇そうにするチロ・ツグのために、たまにおもちゃを買ってあげています。
ツグちゃんのお気に入りはこれ。
作りが雑すぎて何かよく分かりませんが、どうやらリスのようです。
触ると、鳴き声がするおもちゃです。
これを最初にツグちゃんに渡したときは、それはそれは興奮して、3時間くらい1人で転がして遊んでいました。
今は1人では遊ばなくなりましたので、私が遠くにこのおもちゃを投げます。
すると 全力で走って追いかけていき、しばらくすると・・・
くわえて持ってきます。犬かよ(笑)
そして、自慢げに見せてきます。
「私すごいでしょ?」と言わんばかりに、見せてくるのです。
これを繰り返していたので、走りすぎて疲れたようです。
おもちゃを置いて、一休みです。
チロくんも投げると追いかけることもありますが、おもちゃよりもどちらかというと、
こういう狭いところに入ってふざける方が好きみたいです。