【感想】 Samorost 2 | 遙か宇宙の彼方へ

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のんびりと更新していく予定です

 Samorost 2(サモロスト 2) の感想(レビュー)です

 かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です

 見るときに注意してください

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


---------キ-------リ-------ト-------リ---------

 

【PV】

 

 

 

【感想】

 

stasmoor1

 

 チェコの Amanita Design による Samorost 2 は2009年にPCで配信されたゲームです

 それが2020年にスマホで配信されました

 

 スマホ版は、3 → 2 と最新作から戻るように配信されています

 

 Android版を購入しました

 

 今から10年以上前のゲームだけど素晴らしいグラフィックは健在です

 システム的には現在とは違って古い感じがし、ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム に近いです

 

 短いけど楽しかったです

 

 

 ≪説明≫

 

 コズミックアドベンチャーゲームです

 

 

≪基本≫

 

 1.ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム で、怪しいところをタッチすると反応する

 

 (1) タップした物を運ぶことができる → 鍵など。意外な物もできる 

 

 

 ゲーム内容について

 

 謎の宇宙人が宇宙ノームの住む惑星にやって来ました

 

stasmoor3

 

 そして、宇宙ノームの住んでいる家の庭にある木から果実を盗み始めました

 それに気づいた宇宙ノームの飼い犬が宇宙人に立ち向かうけど、あっさり捕らえられ拐われてしまいました

 

 宇宙ノームは逃げた宇宙人を追いかけ、別の惑星にたどり着きます

 

 そんな感じのプロローグです

 

 

 アマニタデザインの作品には言語がないけど、わかりやすいムービーです

 

 宇宙ノームの家は、3でもお馴染みの場所なので、すぐわかりました

 驚いたのが、宇宙ノームが最初から宇宙船を持っていたことです

 

stasmoor4

 

 サモロスト 3 では自分専用の宇宙船を持っていなかったので、宇宙船のパーツ集めから始めたのを思い出しました

 でも、2をクリアして理由がわかりました

 

 

 ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム で、当時(サモロスト2)と今(サモロスト3)を見比べてみると違いがあります

 

 マシナリウム や ボタニキュラ、チュチェル など も同じジャンルだけど、主人公がタップした所に移動して、タップした所で反応します

 このゲームは、タップしても関係のない所に移動しません

 ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム に近いシステムになっています

 

 そのため、主人公である宇宙ノームがいないエリアもあります

 

stasmoor7

 

 プレイヤーが神の手となり攻略していきます。ちなみに、他のゲームでも神の手となることはあるけど、基本的に主人公が行動するので少ないです

 

 タップで反応する場所を見つけ、どうするか考える必要があります

 周囲を観察したりすることが重要です

 

 

 次に、基本的に謎を解かないと次のエリアに行くことができません

 3では、自由に他のエリアに行くことができ、謎を解くのに複数のエリアをまたぐことがありました

 一応、2でも複数のエリアをまたぐことはあるけど少ないです

 

 そのためか隣のエリアへ行く場所の矢印が表示されませんでした

 画面を見て判断する必要があります

 

 

 プレイした感じでは2の方が ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム に近く、こっちの方が難しかったです

 さらに、3よりも宇宙ノームが反応しないことが多いのも、ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム っぽいです

 宇宙ノームの飼い犬が大活躍するのは嬉しいです

 

 昔の作品ながら圧倒的なグラフィックは健在で、見ているだけでも感動します

 また、音楽もアマニタデザインらしい選曲となっています

 ちなみに、アマニタデザインによるゲームのサウンドトラックがスポティファイで配信されているので興味がある方は聴いてみるといいと思います

 

 

 その他・まとめ

 

 AパートとBパートに分けることができます(ネタバレにならないよう勝手に命名しました)

 Aパートの方がステージが多く、Bパートの方が難しいです

 

 でも、全体のボリュームは短いです。以下のSSが全部のエリアです

 

stasmoor5

 

 

 3と違って一画面ずつ解いていくことがほとんどで、他の場所に行って戻るとかはしません

 タッチして反応する物を探す必要があります

 観察することが重要で、たとえば、アニメーションを観察することでヒントとなることがありました

 

 2009年のゲームでありながら今も面白いです。若干システムは古いけど…

 Samorost 3 をプレイしたことがある人や Amanita Design のゲームが好きな人は楽しめるかと思います

 Samorost 3 を知らなくても問題ありません

 

 このまま、Samorost 1 も配信してくれると嬉しいです

 

 お勧めです

 

 

【評価】

 

 ○:圧倒的な手描きグラフィック
 ○:音楽

 ○:ポイント アンド クリック アドベンチャーゲーム → 若干古いシステムだけど
 ×:短い