Dandara The Trials of Fear Edition(ダンダラ ザ トライアルズ オブ フィアー エディション) の感想(レビュー)です
かなりのネタバレを含む感想(レビュー)です
見るときに注意してください
Dandara(アップデート前)の感想はコチラ → 【感想】 Dandara
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【PV】
【感想】
無料アップデートで、Dandara The Trials of Fear Edition となりました
物語がアップデート前と比べて追加されているので最初からプレイした方がいいです。アップデート前の物語を補っている部分が多いです
本編と同じぐらいの内容が追加され、シークレットエンディングという名のベストエンディングが追加されました
そして、最高レベルに上げても苦戦した真のラスボス戦を含めて大満足の内容でした
≪説明≫
アクションアドベンチャーゲームです
≪基本≫
<アップデート1.16で追加>
1.創造のゆりかご のマップ【変更】
(1) 通せんぼする物体の登場【追加】
(2) アップデート前は、ただの通路だった。チュートリアルとして追加されたと思う
2.自由の旗 【追加】
(1) チェックポイント。リトライ地点となる
(2) キャンプとは違い、HPを回復しない
3.設定 → 旗の追加、チートモード 【追加】
(1) 旗の追加:ソルトの周りにさらに旗を追加。簡単になる
(2) チートモード:エネルギー無制限・同じ部屋で復活(アンロックされている)
4.マップが細かく描かれている【変更】
5.拒まれた淵【追加】
<アップデート1.17で追加:The Trials of Fear Edition>
1.スタート地点に、チャレンジマシーン がある【追加】
(1) 縛りプレイで、プレイヤーが設定できる
a.重傷:ダンダラが2倍のダメージを受ける
b.経験値ナシ:敵がソルトを落とさない
c.永遠の死:チャンスは一度きり!
d.復讐に燃えし敵:敵を殺すごとに試練が一つ追加される
2.光っている物【追加】
(1) 調べることでバックボーンを知ることができる。アップデート前より物語がわかりやすくなっている
3.時々「誰か」が話しかけてくるようになった【追加】
4.名前の変更【変更】
(1) 二番目のボス撃破後:アップデート前は名前がなかった
(2) ラスボス
5.マップの変更【変更】
6.会話内容の変更、イベント追加【変更】【追加】
7.新エリア・アイテム・武器・キャラクター・敵・ボスの追加【追加】
8.音楽【追加】【変更】
ゲーム内容について
アップデート1.16で追加されたものと The Trials of Fear Edition で追加されたものがあります
アップデート1.16で追加されたものの中には、The Trials of Fear Edition に向けたものがあります
まずは、ゲームスタート地点に謎の物体がありました
次に、創造のゆりかご に、いくつか部屋が追加されました
おそらく慣れるための練習ステージかと思います
他にも、拒まれた淵が追加されました
何だろう?って思って、白い床に移動したら食べられました
ビックリしました ((((((ノ゚⊿゚)ノ
追加要素は≪説明≫に書いたので省略で…
The Trials of Fear Edition では、本編と同じぐらいのボリュームがある新エリアが追加されました
本編とは違い、移動可能な距離を越えた場所があります
新しく追加された武器が大活躍します
DLCが配信される前はミサイルしか使わなかったけど、DLCで追加された武器は使い方次第で効果を発揮します
地形によって大活躍するか否かがハッキリしているので、使い所が重要となります
本編との世界は表裏一体になっていて、マップを見ると巨大橋を基点に拡がっています
全部のマップが表裏一体かはマップを見たり部屋を見ても判別するのは難しいです
しかし、一部の部屋から表裏一体になっていることがわかります
たとえば、本編のとある部屋と
The Trials of Fear Edition の部屋は似ています
テーマも表裏一体になっているかと思います
考察ですが、本編とDLCはこのようになっているかと思います
本編:怖じけついて諦めている人々を励まし、平安で自由な世にするために戦う
DLC:勇気を振り絞って恐怖を克服し、抑圧を解放するために戦う
勇気と怖じけ、平安と恐怖、自由と抑圧は対義語です
これは、マップが表裏一体ならテーマも同じように解釈すべきと思ったからです
自由が奪われた世界で、常に人々を監視し、逆らう者は容赦なく蹂躙されていきます
恐怖政治そのものが追加エリアの世界です。これが本編では描ききれなかったエルダーによる支配かと思います
ダンダラは、この冒険を通して戦う覚悟を問われます
時には諦めろとまで言われます
普通なら心が揺らぐけど、このゲームは物語が淡泊なので揺らぎませんでした
それでも、本編では曖昧だったことがしっかりと描かれるようになりました
物語だけではなく、新しく追加されたキラキラ光る物を調べると、今置かれている状況について深まると思います
本編よりも高難度で、癖の強い敵や癖のある移動方法が試されるエリアが登場します
とあるエリアでは大岩がゴロゴロ転がってくるので、素早く移動して安全地帯に逃げたりします
移動に慣れていないと、あっさりとダメージを受け苦戦すると思います(経験者談)
他のエリアでも、素早く移動することを要求されることが多かったです
また、攻撃方法が溜め攻撃だけど、こちらものんびり溜めているとボコボコにされることが多くなりました
素早く移動、素早く攻撃が要求されるため慣れていないと苦戦します
ちなみに、勘違いかもしれないけど最初のバージョンよりも溜める時間が短い気がします
ラスボスの名前が変わっています
そのラスボスを倒しても、条件を満たすと終わりません(DLCで追加)
不気味な世界に変わります。監視されているかのようです
そして、一本道になった世界を進んで行くと真のラスボス戦が始まります
意味深なラスボス前の予想外のイベントに驚きました
このボスは攻撃してダメージを与えることができません
閉じた目が襲ってくるので、攻撃して目を開かせてから体当たりで倒すとボスにダメージが入ります
この目は「監視」社会を表現しているかと思います
つまり、周囲を「監視」して、エルダーに逆らう人物を排除していく社会です
この真のラスボス戦には隠しイベントがあります
マスターがダンダラについて物申すイベントです
苦笑いしてしまいました (・_・;)
このイベントを見る条件は不明だけど、おそらくは目玉を倒すことができなかった数が多いことだと思います
目玉を開かせても倒すことができなかった、もしくは、目玉を開かせることができずに消えてしまった数が多いことが条件だと思います
見たくないイベントですけどね ∑(-x-;)
ちなみに、クリアしたときの評価は以下の通りです
新エリアの探索が100%なのに、取った宝箱が92%って、どれだけ見落としているのか……
その他・まとめ
新しく追加された要素で本編も変わっています
そのため、最初のバージョンしかプレイしていない人はリハビリの意味も含めて最初からプレイした方がいいかと思います
始まってすぐ驚き、メタ発言にクスッとするかと思います
追加マップはダンダラ独特の移動方法と溜め攻撃が慣れていないと苦戦すると思います
新ボスは本編とは違う癖のあるボスだけど歯ごたえがあって面白かったです
アップデート前よりも物語は深まっているけど、考察の余地があるのでアッサリとしています
お勧めです
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【攻略】 自分的メモです
【新マップの行き方】
1.二番目のボス ベリア 石の心臓を持つ者 を倒し会話する
2.拒まれた淵から新しいエリアへ行くことができる
【新エリア】
1.隠された領域 から新たなエリアへ進むことができる
2.本編と構造が巨大橋を基点として、表裏一体を成している
3.同じ部屋にあるすべての笑う仮面を壊すとゲートが開く など する
a.笑う仮面は、時間経過で復活する
b.一度破壊してギミックを作動させるとなくなる
4.ラスボスと対峙できるぐらいないとキツイ
最高レベルあっても楽にはならない。移動テクニックが要求される
≪マスターの試練≫
1.先駆者の機関 の講堂で三人のマスターと話す
2.各マスターの試練に合格する
(1) 冒険心あふれる者:ナカトレン艦隊
クリア条件:出口に到達
a.探索メインのエリア
(2) 不屈なる者:不朽の要塞
クリア条件:中間地点にある旗を立ててからスタート地点に戻る
a.大岩が転がっているエリア。タイミングとスピードが重要
(3) 高潔なる者:特権者の砦
クリア条件:砦から脱出する
a.パズル要素あり、タイミングも重要
3.マスターの試練に合格し講堂に戻って話すと報酬(皮編み)を得る
<アイテム> 皮編み
1.笑う仮面を壊すのに便利
2.本編のラスボスにも有効
≪不撓不屈≫
エリア名:刹那の駐屯地
1.刹那の駐屯地に入ると強制的に旗が立ってしまい、強制的にチェックポイントとなる
(1) 時計台のⅢ(約半分)まで進めないとキャンプに戻ることができない
2.クルクル床が動かないようにロックされているので、レバーを作動させて解除する必要がある
3.砂時計がある
(1) 砂時計を使うと敵や炎の動きが早くなる
(2) 砂時計を使ったときだけ出現する敵がいる
a.ダンダラのいる場所に赤いサークルを出して攻撃する
b.この敵はワープ移動する
(3) 砂時計を使ったときだけ開くゲートがある。また、砂時計が停止しているときに開くゲートがある
(4) 砂時計には制限時間がある
4.時計台の一番上には左右に部屋がある
(1) 右の部屋にはキャンプがある
(2) 左の部屋は中ボス戦
a.『密売人の期限』で砂時計を使ったときだけ出現する敵一体と戦闘
b.『給仕人とろくでなし』でaと同じ敵二体と戦闘
(3)『最後の侵略』は制限時間があるので素早く隣の部屋に行く必要がある
<アイテム> 存在転移
1.エネルギーを消費し撃った弾が白い床に触れると、そこに転移する
2.弾が壁にぶつかるとビリヤードのように反射し三回ぶつかると消える
3.圧倒的に移動距離が増えるので、探索範囲が広がる
≪抑圧と監視社会≫
エリア名:仮面舞踏会
1.床に二種類の金色の置物がある
(1) 赤色の液体がある金色の置物(上のSS:右上)
(2) 何本かの手が生えている金色の置物(上のSS:左上)
2.赤色の液体がある金色の置物に行くと体に付着するので、ノーダメージで手が生えている金色の置物に辿り着くとギミックが作動する
(1) 液体が付着すると体の回りにドクロマークがポヨポヨする
(2) 液体が付着すると作動するトラップがある
3.雑魚敵と連戦になることがある
(1) 炎を吐く赤色の浮遊物が出現する
<アイテム> 貝がらの鏡
1.浮遊する目玉に向かって移動すると倒すことができる
2.浮遊する目玉にラインを合わせると目玉が黄色くなり震える
3.目が開いていないときに攻撃すると、その場で目玉が開く
4.目玉を倒すと触手が消える
5.部屋にあるすべての目玉を倒すとギミックが作動する
≪痛みの試練≫
エリア名:隠された領域
1.よみがえりの試練に合格すると、ソルトの啓蒙が手に入る
<アイテム> ソルトの啓蒙
1.ソルトを消費してダメージを増やす
2.方向キー下でオン・オフの切り替えを行う
≪鳥かご≫
エリア名:瞑想の追放
1.ボス ウォーデン 思い出の抑圧者と戦闘
(1) 瞑想の追放は広大な部屋で、今までのエリアの一部分を切り抜いたものが合体している。今までの敵やトラップがある
(2) ウォーデンは、本編にあった炎の弾を発射するゲートと表裏一体を成す
炎の弾ではなく壁を貫通するレーザーを放つ
(3) ウォーデンにダメージを与えることはできない
部屋中にあるすべての目玉を倒したらウォーデンを倒すことができる
2.『ナラの鳥かご』で、ナラ 抗議の声 を解放すると、シークレットエンディングの条件達成となる
≪恐怖に打ち克つ≫
エリア名:躊躇いのソルト
1.シークレットエンディングの見方
(1) ナラ 抗議の声 を解放する
(2) 本編のラスボスを倒す
(3) エピローグが変わり、本編とDLCの世界が融合した 躊躇いのソルト となる
a.都の外れ以外でキャンプを使用できず、夢も使うことができない
(4) 巨大橋でイベント後、ラスボス トルメンタ 耐え難き恐怖 と戦闘
(5) シークレットエンディング → ベストエンディングかと思う
2.トルメンタ 耐え難き恐怖
(1) 本体にダメージを与える手段がなく、目玉を倒すとダメージを与えることができる
a.目玉を攻撃すると目が開くので体当たりすると倒すことができる
(2) 本体から触手で繋がれた敵が襲ってくる。これらを倒すと目玉になる
a.目玉:体当たり
b.顔:赤い弾
c.女性:ビーム
d.蕾:直線上に赤い弾
e.ウニ:一周しながらビームを放ち続ける。ビームが当たると消滅する
(3) 最後は本体と戦う
a.中央部分に攻撃を当て続けると目玉が開く
目玉に向かって移動するとダメージを与えることができる
しばらくすると目が閉じる
b.本体は赤い弾やビームで攻撃。今までの目玉の敵を召喚
c.パンチ攻撃
(4) 本体との戦いまで複数の部屋を移動する
a.左側にゲートが出現すると、右側から波が近づいてくる
(5) 特定の条件を満たすと、マスターのイベントがある → 見たくないけど…
3.倒せないときや元の世界でソウルを集めたいときの救済措置
(1)『都の外れ』にいる 年老いた老婦人 に話しかけると、究極の選択肢が出る
「ああ、待とう。」→ 「ああ、待とう。」と二回同じ回答をすると、本編の世界『都の外れ』に戻る
「だめだ、戦い続ける!」を選択すると、そのまま続行