撮影日記〜LUTを使って旧乃木邸おさんぽ | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

乃木神社から

お隣の旧乃木邸へ移動。

 

 

陸軍大将・乃木希典の邸宅で

現在は公園として港区に管理されているとのこと。

 

母屋は黒塗りのシンプルな外観。

乃木希典ご本人が設計したものらしい。

明治35年に建てられた。

 

こういったシンプルさは

乃木希典の実直なイメージが出ている。

 

 

一階部分は少し階段をおりた先に玄関がある。

 

邸宅は坂の上に建てられており、

庭は斜面になっている。

 

 

二階部分は外通路越しに見ることができるのだが

この日は天気が良かったので、

日差しの影響で写り込みが強く、中はよく見えなかった。

 

窓際に置かれた物だけ

かろうじて見える。

 

ちなみに年3回、邸内を一般公開しているそうなので

興味のある方はぜひ。

 

 

庭内にはモニュメントや像なども設置されている。

池などはないが、

起伏のある庭は歩いていて楽しい。

 

 

立派な馬小屋。

明治22年(1889年)に建てられたとある。

 

レンガはイギリスから取り寄せたそうだ。

確かに、レンガの積み方もイギリス式になっている。

 

1880年から始まった日本のレンガ製造も

この頃は絶賛生産中だったとは思うが

まだ個人宅に行き渡るほどは

追いついてなかったのかもしれない。

 

 

馬小屋。

陸軍大将だけに、馬を大切にしていたのだろう。

 

ちなみに壽號は、旅順陥落の後、

旅順要塞司令官だった

アナトーリイ・ステッセリから贈られた馬。

 

 

今ならこの辺りも桜が咲いて

鮮やかになっているころでしょう。

かつての名将は、

今の日本をどのような思いで見るのだろうか。