撮影日記〜三度目の正直で上陸しました軍艦島〜その2 | COTTA撮影日記

COTTA撮影日記

2014年10月、モノづくりブランド“COTTA”をスタートしました。
カメラと写真の楽しみを提案する撮影日記をはじめ、
製品情報をお伝え致します。

前回からの続き。。。

 

最初の見学スポットからぐるっと回って

島の南西方面へ。

 

 

仕上げ工場、鍛冶工場などがあった場所。

 

本当に天気の良い日だったので、

建物の陰影がクッキリと出る。

 

プロの写真家さんは

よくモノクロで撮る、とのことを

ガイドの方が言っていました。

 

たしかにコクリートばかりで色に乏しい風景ですが

真っ青な空との対比もいいですよね。

 

 

奥に見えるのはアパート。

その先の北側一帯は居住区となっています。

 

奥右に見える30号アパートは

中程をえぐられたかのように崩れている。

 

見学の際に頂いたパンフレットの写真では

その形が保たれているので、

近年崩れたものと思われる。

 

 

アパートとアパートの間の階段。

当時は多くの人が行き交っていたのでしょう。

今は瓦礫が横たわる。

 

右側の30号アパートは、

日本最古の7階建鉄筋コンクリート造といわれています。

 

 
その30号アパートのアップ。
柱の亀裂から見ても、
かろうじて建っている状態なのがわかる。
 
いつ崩れてもおかしくないので、
見学に行く方は、今のうちに行くことをおすすめします。
 
 
窓があったところだろう、大きく崩れている。
向こうのアパートが見える。
 
 
アパートの、現在の居住者。
鳥の楽園。
 
 
島の西南端にはプールがあった。
 
元々は別の場所にあったが
台風で壊れたためここに建設、
昭和33年7月に落成水泳大会が行われている。
 
プール底にラインが敷かれているのがわかる。
 
 
島の炭坑側から居住区側を見上げる。
 
島の半分が炭坑、半分が居住区だが
居住区側は高い場所にある。
 
 
島あの北東にある小中学校。
給食を運ぶエレベーターがあったとのこと。
 
 
上陸時間はおよそ45分ほど。
見学範囲は広くないが、
じっくり写真を撮るにはもう少し時間がほしいとこですね。
 
上陸ツアーは4,000円ぐらいからなので
わりとお手頃です。
年末年始は、当日でも空きがとれそうなぐらいなので
立ち寄った際に行ってみるのもいいかも。
 
 
次に行く時には、
姿形が変わっているかもしれない。
なんとか残していきたいですね。
 
 
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
 LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.