およそ一ヶ月ぶり、
久々のブログ更新。。。
年が明けての1/2、
長崎の軍艦島に上陸しました。
過去にも軍艦島のクルーズに予約を入れたのですが、
一回めは当日天候不良で船が運行休止、
上陸のための桟橋が前年の台風で破損されたので
周遊のみとなっていました。
今回は三度目の正直。
上陸できることを願って、
お昼に港へ。
天気はよく、波も穏やか。
天気が良くても波が高いと
上陸の許可が下りない場合があります。
午前中のクルーズで上陸できても
午後に波が高くなって上陸できない、ということも。
筆者は午後のクルーズに参加。
午前のクルーズは上陸できたそうなので
期待は高まります。
出航して30分弱、
軍艦島が見えてきました。
左の桟橋に
他社のクルーズ船が停泊しているところを見ると
上陸できそうです。
近づいてズームで撮る。
トビでしょうか、たくさんの鳥が飛んでいます。
建物屋上のいたるところに鳥の巣があると思われる。
人が立ち入らないので、鳥にとっては楽園か。
まずは周遊で、ぐるりと一周。
周辺には漁船が数隻、
遠目ですが、軍艦島にも人の姿が見える。
許可を得ているのかはわからないが、
上陸している人もいるようだ。
周遊が終わると、いざ上陸。
コンクリートの遺跡が間近に。
桟橋をあがってすぐ右手に見えるこのあたりは
精炭を蓄える貯炭場で、
右手に見える数本の柱はベルトコンベアーの支柱だ。
島の外壁の一部。
石炭と赤土を混ぜた天川(あまかわ)と呼ばれる接着剤を
石垣のつなぎにつかっているようだ。
軍艦島は6回、拡張工事を行なっている。
もともとは、現在の1/3ほどの大きさだった。
ここの壁は、1907年、5回目の拡張工事のときのものだ。
その後も修復などが行われている可能性があるので
そのまんま当時の壁、というわけでもなさそうだ。
瓦礫が散乱。
長い間、風雨にさらされながら
それでもよく残っているものだ。
桟橋を上がった左側には暗闇の通路がある。
当時使われていたもので今は通行止めだ。
当時、島に上陸した人は、この通路を通って、
上陸場所の反対側にある居住区の方へむかう。
見学スポットの一つに到着。
かつての総合事務所があった場所。
総合事務所の右側には第二竪坑へ行く昇降機があったが
現在はくずれてしまっているが、
写真右側に少しその跡が残っている。
昇降機で降りた先には、海底坑道が続いているが
当然ながら見ることはできない。
写真中央の階段のある建物が
昇降機に行くための昇降階段だ。
総合事務所左側にはレンガ壁が見える。
ここは事務所内に設置された共同浴場の跡。
炭坑から帰ってきた坑夫が
ここで煤や汗を洗い流した。
上陸時に見た岸壁の内側。
軍艦島は「明治日本の産業革命遺産」として
世界文化遺産に登録されている資産のひとつだが、
島全体が登録の対象になっているわけではない。
海底坑道の部分と
この天川工法による岸壁の内壁部分が
登録の対象になっている。
上陸時に見た岸壁の外側は
修復が行われているので対象外である。
そして見学は、次回へ続く。
なるべく早く更新するように努めます。。。
◎使用カメラは LUMIX G9PROII
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.