ビタミン・ミネラルの摂取量を減らす実験を始めて、約1ヶ月が経ちました。

 

↓実験の経緯と内容はこちらから

 

1ヶ月で感じた変化や現状を記録しておきます。

 

「今後、メガビタミン療法がうまく行った後にサプリメントを減らす時期を迎えた方に参考になれば良いな」と思いながら書いてみたいと思います。

 

 

変化その1 最初の3日くらいは頭がぼーっとする時間が増えた 

 

おそらくビタミン・ミネラルの摂取量が急激に減ったことによるいわゆる離脱症状みたいなものだと思います。

 

ビタミン・ミネラルの摂取量は多かったものは10分の1くらいに減ったので、代謝効率が悪くなり、ATPの合成速度がゆっくりになったことが原因かなと思います。

 

今までがドーピングしている状態だっただけなので、周りから見るとわからないレベルだそうですが、僕自身は「なんかいつもよりやる気が出ないな」と言う感じでちょっと物足りない感じ。

 

「集中力なさ過ぎてミスしそうやな...」という作業の時だけ、スポットでナイアシンを飲んで無理やり集中力を高めて対処しました。

 

本当は、メガ量盛らなくても良いくらいの仕事量やストレス量に抑えれたら良いのですが、今は難しいので、しばらくはサプリに頼りながらになりそう。

 

変化その2 3日くらい中途覚醒が増えた 

 

これもおそらくビタミン・ミネラルの摂取量が急激に減ったことによるいわゆる離脱症状みたいなものだと思います。

 

3日くらいしたら中途覚醒はなくなり、1日7-8時間程度はぐっすり眠れています。

 

いきなりサプリを急激に減らすより、もっとゆっくりとしたペースで段階的にビタミン・ミネラル量を減らしていけば良いのかも。
 

中途覚醒したらナイアシンかメラトニンを飲んで対処したので、朝少し眠いなと思う程度で日常生活にはほとんど支障なし。

 

何度も試したけど、メラトニンだと、飲んでから半日くらいぼんやりするので、午前中集中したい時には向かない。

 

変化その3 集中力のムラがなくなった 

 

ビタミン・ミネラルをメガ量で盛っていた時のMaxの集中力を100%とするなら、今は70-80%くらい。

 

ビタミン・ミネラルをメガ量で盛っていた時は集中できる日とできない日の差が激しく、集中力100%の日→集中力50%の日→集中力100%の日...と言う感じで、集中力にムラがあったが、今は集中力70-80%が毎日続いているイメージ。

 

ちょっと物足りない気がするけど、一般的な社会生活を送る上では、ビタミン・ミネラルをある程度減らした状態の方が良いのかも。

 

 

変化その4 夜は自然と副交感神経優位に 

 

仕事が終わって、夜になると自然と体を休めるモードになりやすくなった。

 

ご飯もゆっくりよく噛んで食べようと思えるし

 

仕事以外のことをしながらゆっくり体を休めようと思える。

 

以前は

 

「1口30回噛むように意識しよう!」

「仕事のことを考えないように意識しよう!」

 

と言った感じで、無理やり副交感神経を働かせてリラックスできるように努力していたが

 

今は、自然と体と心をオフにできるようになった。

 

交感神経が疲労しやすくなって、自然と副交感神経優位になったとも考えられる。

 

変化その5 徐々にストレスを溜めない生活リズムができた 

 

ビタミン・ミネラルをメガ盛りしていた時期は、

 

「多少無理しても、寝て休めば回復する」

 

というサプリメントでのドーピングに頼ったストレス過多の生活リズムでしたが

 

ビタミン・ミネラルを減らしてからは、より体に無理をさせないように工夫するようになった。

 

夜は眠くなったら早めに寝るし、日中も休憩する回数を増やすようにした。

 

「自分でやった方が早い」と人に任せるのが苦手だったけど、

 

サプリメントドーピングを封印してから、人に任せないと体がしんどくなるので

 

 

「周りに頼って自分のストレスを減らそう」と思える回数が自然と増えたきたのも良い変化。

 

変化その6 体重が増えた 

 

サプリメントでビタミン・ミネラルを超高濃度で飲んでいた時期(メガビタミン療法を始めて3〜4年後)は、たくさん食べても下痢してしまい、ストレスが多くなると体重も筋肉量も減ってしまい、BMIもギリギリ20あるかないかとガリガリだった。

 

ビタミン・ミネラルを減らしてからは、たくさん食べても下痢しないし、ストレスが多くなっても体重や筋肉量も減らなくなり、むしろ増えるようになった。


リアルで秋山に会った人は

 

「さらに健康そうになった」

「筋肉がついた」

「姿勢がよくなった」

 

という印象らしい。

 

飲み会の次の日も体調は崩れなくなったし、体脂肪率も増えるようになったので、胃腸でのエネルギー消費も減って、余裕を持って栄養の消化吸収ができていると判断して良さそう。

 

高濃度のビタミン・ミネラルのサプリは、消化吸収能力をいっぱい働かせるためにエネルギーを結構使っていたんだなと実感。

 

 

変化その7 血圧と体温は安定した 

 

栄養界隈では、

 

「血糖値を安定させよう!」

「低血糖は悪!!」

「補食を頑張ろう!」

 

運動が活発ですが、秋山は血糖値を管理するより、

 

血圧と体温を管理することをお勧めしています。

 

血圧と体温を継続して測れば、水分・塩分・エネルギー・タンパク質の栄養状態がわかります。

 

血圧は上の血圧が110-130mmHg、体温は平熱±0.2になるように管理すれば

 

栄養療法の効果を実感しやすいクライアントが多いです。

 

血圧と体温を一定の値になるように管理すれば、血糖値はあまり意識しなくても、体調はかなり安定します。

 

変化その8 メンタルはさらに安定した 

 

ビタミン・ミネラルを大幅に減らす際に一番心配だったのはメンタル。

 

秋山もともとは、超豆腐メンタルだったところを、栄養ドーピングで無理やりメンタルを強化してたので

 

「前みたいに弱気でネガティブに戻ってしまうかも...」とちょっと不安でしたが

 

栄養療法を6年間継続して、数々のトラブルを乗り越えたからなのか

 

ビタミン・ミネラルを減らしても、メンタルはあまり変わらず、ちょっと安心。

 

栄養療法に支えられながら、人間としても成長できた部分があったのかも。

 

変化その9 運動と筋トレができるようになった 

 

念願の運動制限を解禁。

 

消化吸収能力が強くなって、体重が増えるようになるまでは

 

トレーニング禁止して体力温存を徹底していましたが

 

やっと、運動を制限しなくても良い状態になれました。感動。

 

これまで、何度も何度も筋トレやランニングにチャレンジしては

 

次の日にゾンビのようになり、世間でいう慢性疲労状態になってしまい

 

運動が続けられなかったのが、今は、週3回の筋トレと軽いランニングが続けられています。

 

今年1年は、体を慣らして、来年からスポーツ選手に復帰するためのトレーニングを再開できそうなのはとても嬉しいこと。

 

 

変化その10 あくびが増えた 

 

これもおそらく、ビタミン・ミネラルの摂取量が急激に減ったことによるいわゆる離脱症状みたいなものだと思います。

 

仮眠したり、ビタミンEを盛れば、すぐ改善する症状だと思いますが、今のところ生活に支障はないので、経過観察。

 

交流会やイベントなど社交の場に行く機会が増えてくるまでに対処すれば良いかな。

 

あくびもパソコン作業や事務作業を減らせば改善する症状だけど、しばらくはハードワークが続きそうなので、生活習慣改善でのアプローチはとりあえず諦めることにする。

 

変化その11 歯茎の腫れは増えた 

 

あくびと一緒でビタミン・ミネラルの摂取量が急激に減ったことによるいわゆる離脱症状みたいなものだと思います。

 

もともと10年以上、歯茎がボロボロで歯磨きするだけで出血しまくるような状態を放置してたので

 

6年間では補給しきれていない部分が歯茎。

 

もともと歯の状態は悪くなりやすいので、遺伝的にも弱い部分と思って、血流と粘膜関連のビタミンは引き続き盛るべきかどうかを考え中。

 

ビタミンEとナイアシンを1週間くらい増やせば、すぐ改善する症状なので、時々サプリで調整しながら、経過観察。

 

 

変化その12 一時期的にお腹のガスが増えた 

 

食事からエネルギー摂取量も増えたのと、割とお菓子の間食とか外食とかしてたので、グルテン・添加物・植物油によるものかなと思います。

 

実は、整腸剤と下痢止めを10年以上飲み続けていたくらい、もともと腸が激弱だったので、

 

・食物繊維を増やすと、下痢と便秘を繰り返す

・発酵食品を増やすと、ガスが大量発生

・乳酸菌など、腸内細菌ケア系のサプリや健康食品をとると下痢と便秘を繰り返す

 

といった感じで、腸に負担のかかるものを食べるとガスが出やすいのは栄養療法を始めた当初も今も変わらずです。

 

「SIBOでしょ?」

「腸内細菌のバランスが悪い?」

「過敏性腸炎?」

 

という原因を思い浮かべる人も多いでしょうが、

 

僕は、急に消化吸収能力を上げすぎたから、腸の細胞がエネルギー不足で疲弊しているだけと判断しています。

 

そもそもSIBOも腸内細菌のバランスの乱れも、腸の細胞が正常に働いていないことが根本原因だと僕は考えています。

 

対策としては

・少しずつ食物繊維摂取源を増やして、短鎖脂肪酸合成をサポート
・グルタミンを少量ずつ増やす

・百丸草で未消化物の腸内滞在時間を減らす

・PFCバランスを微調整

 

という方法をトライ中。

 

栄養療法6年目にして、やっと腸へのアプローチができる状態になりました。

 

 

変化その13 趣味を再開できた 

 

ビタミン・ミネラルを減らしてから体調面に余裕ができましたが、

 

髪と肌は一時的に状態が悪くなりました。

 

というか今までが良すぎただけだと思います。

 

今まではメガビタミンで楽してたので、ほとんど気にしてなかった(正確にいうと気にする余裕がなかった)ので見た目のケアを始めました。

 

ボディケア(肌・髪・爪など)

ファッション

ボディメイク

 

など、栄養ドーピング以外で見た目をよく趣味に時間を使い始めました

 

仕事と栄養のこと以外で楽しめる余裕ができてきました。

 

 

 

変化その14 サプリ代が減った 

 

サプリにかけているお金は、半分から3分の1くらいになった。

 

過去のサプリの写真 たぶん栄養療法2年目くらい

 

プロテインと合わせて月に15,000〜30,000円は使っていた。

 

無駄にサプリを綺麗に詰めるのが好きだった。暇だったんだと思う。

 

 

今のサプリはこんな感じ

 

プロテインと合わせても、月6,000円〜9,000円くらい。

 

仕事が落ち着いてストレスが減れば、もうちょっと減らせそう。

 

 

今後も記録は続けていきます 

 

だいたい2週間ごとにブログで記録していこうと思いますので、サプリメント減らす際の参考になさってくださいませ。

 

サプリの内容も安定するまでは書き続けていこうと思います。

 

※体格差や個人差があるので、このブログに書いてあることをそのまま真似しても効率的な実践にはならないことをあらかじめご了承くださいませ。

 

ブログには細かいサプリの種類やメーカーなどは書きませんが、ざっくりとした方向性はまとめていきたいと思います。

 

僕がもともと悩んでいた、血流や血管などの循環能力や胃や腸での消化吸収能力に課題がある人には特に参考になるかと思います。
 

栄養療法(メガビタミン療法を含む)の指導やカウンセリングは、下記栄養サポートのHPをご確認の上、お問い合わせくださいませ。↓