'12~スーパーカブ、クロスカブ、カブプロ専用シフトセンサー感応式シフトインジケーター発売です | プロテックSTAFFブログ
2019年04月22日(月) 07時19分44秒

'12~スーパーカブ、クロスカブ、カブプロ専用シフトセンサー感応式シフトインジケーター発売です

テーマ:SPI シフトポジションインジケーター

プロテック 営業部のムランティーノです。
遂に完成しました!'12~スーパーカブ系の純正チェンジスイッチ連動式の

シフトポジションインジケーターです。

 

カブユーザーの方から停車中に何速に入っているか分かるシフトインジケーター作れませんか?

とお問合せを頂く機会も多く、それならご要望にお応えしようって事で作っちゃいました。

 

No.11392【SPI-110CUB】 ¥14,000(税抜)

適合車種は2012年以降のスーパーカブ110/50、クロスカブ110/50、スーパーカブ110プロ/50プロです。

適合車種の型式は、JA10、JA42、JA44、JA45、AA04、AA06、AA07、AA09です。

 

ちなみにこちらが従来品です。

シフトセンサー感応式と比べてスピードセンサーなど構成パーツが多いですね。

 

カブにはチェンジスイッチなる物が装備されています。

ニュートラルの表示の他に1~4速ギアの信号が出るセンサーが標準で付いているんですが、

なぜかメーターには表示されません。

このチェンジスイッチを利用して走っていても止まっていてもギアポジションを表示させるのが、

今回発売したシフトセンサー感応式の'12~カブ専用シフトインジケーターです。

センサー連動式なので1~4速のギアポジションの設定作業も不要です。

チェンジセンサーの純正部品番号が、35759-KZV-J01または、35759-K88-L01に対応します。

 

車両側のチェンジセンサーには接点が5個ありますが、

この接点とエンジン側のシフトドラムのピンが当たらないと正しいギア表示ができません。

ニュートラルから1速に入れたのに表示が「0」のままで「1」に変わらない場合は、

エンジン側のシフトドラムが正しく回転移動していない事が原因です。

特にセンタースタンドを立ててリヤタイヤが浮いている状態での動作確認でこの様な表示が変らない症状が発生します。

取り付け後動作確認はスタンドを掛けずにリヤタイヤが地面に設置した状態で行ってください。

 

従来の製品と違って取付けはとっても簡単になっています。

それでは取付け方法をご紹介します。外装の取り外しが必要ですので先ずはその作業から。

 

'18~スーパーカブ110/50の場合

フロントのカバーを外します。

 

 

レッグシールドのネジを2本外します。

 

キーシリンダー周辺のカバーを外します。

 

 

レッグシールドは片側3本のネジを外せば取り外す事が出来ます。

 

'18~クロスカブ110/50の場合

フロントのカバーを外します。

 

 

センターカバーを外します。

 

 

左右のカバーを外します。

片側3本のネジを外しカバーを左右に分割して外します。

 

 

カバーの接続部の裏側のツメの状態をご確認頂き割れない様に慎重に作業してください。

 

 

この後は'18~スーパーカブ、'18~クロスカブ共通の内容です。

画像は'18~クロスカブ110を使用して説明します。

 

バッテリー前方の黄色丸のネジを外します。

 

シートを開けて画像の黄色丸のネジを外します。

 

左右のサイドカバーの黄色丸で囲った部分のネジを外します。

 

カバーを外したら黄色丸のネジを外します。

 

後輪側から覗いた所に黄色丸で囲ったプッシュリベットがありますので、左右合計4個外します。

 

サイドカバーを外します。

 

~'17 スーパーカブ110 (JA10)、クロスカブ110 (JA10)の場合

 

赤丸のネジを外してバッテリーメンテナンスカバーを外します。

 

 

画像の赤丸で囲った4個のネジを外して黒いカバーを外します。

 

赤丸で囲ったネジ1本を外してフロントカバーを外します。

 

 

赤丸で囲ったネジを7本外してレッグシールドを左右に分割して外します。

 

 

赤丸で囲ったネジとプッシュリベットを外します。

このサイドカバーは反対側も外します。ネジの位置は左側と対象です。

 

 

サイドカバーを外します。

 

ここから実際に配線を接続して行きます。

クランクケースカバーから出ている赤い丸で囲った黒9Pカプラーを確認してください。

 

JA10のカブ系は9Pカプラーは白になります。

 

この黒9Pカプラーを一旦分割します。

※年式、モデルによってこの9Pカプラーは白の場合があります。

 

専用キットの白9Pカプラーのオスメスを黒9Pに割り込ませます。

 

青コードは画像の集中アースに共締めします。

 

JA10の場合アース線はバッテリーのマイナスターミナルでもOKです。

 

イグニッションコイルの黒チューブの端子を一旦抜きます。

 

赤コードをイグニッションコイルと黒チューブのコードに割り込ませます。

 

こちらが全体の配線図になります。

 

表示部本体をハンドル周りの見やすい場所に両面テープで貼り付けます。

スーパーカブ110/50

 

クロスカブ110/50

 

スーパーカブ110PRO/50PRO

 

このシフトインジケーターはニュートラルギアの表示は「0」です。

またニュートラルインジケーターランプがブルーで点灯します。

 

あとは取り外した外装を元に戻して終了です。

外装の付け外しを含めて1時間もあれば作業できると思います。

 

最近ネットで似た物を目にしますが、それらはカブ用として販売されているようですが、

実際に取付けようとするとカプラーONではなく配線加工が必要で面倒な物が多いです。

当社の専用品はカプラーONですので配線加工の手間が無く誰でも簡単に取付けが出来ます。

 

このシフトインジケーターがあればシフト操作が楽しくなって、

停車中にニュートラルギアへ入れる際にとっても便利ですよ~。

 

走行中にギヤポジション表示が正しく出ない場合は以下の改善方法をお試しください。