N-BOX Custom JF5 KYBダンパー&ローダウンスプリング テスト | サスペンション開発日記

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KYBダンパー&スプリングの開発テストのレポートとレース活動の報告です!

N-BOX Custom JF5 テストしました。




2023年10月発売の3代目 「ホンダ N-BOX」 


プラットフォームやエンジンなどの基本コンポーネンツはすべてキャリーオーバーなのでビッグマイナーチェンジ的なフルモデルチェンジですね。
 

先代に比べてステアフィールは手応え感が増していて、ルーフ高さを感じるゴロッとしたロール感はなくなっています。

踏ん張り感の高い挙動に進化していますねww 

とにかく高速繰安性の向上が特徴的です(^^♪
 

静粛性も向上しており上質感のある乗り味全体のバランスが良いので過度のボリュームアップは逆効果になるタイプの完成度高いクルマ。。。


今回のテスト車グレードは Custom TURBOタイヤサイズは 165/55R15 になります。

まずはノーマルストローク関係のデータ取り



そして各部のクリアランスや各構成パーツも確認




一連のデータ取りが全て終了してからやっと試作品の装着確認です(^_^)v


今回のテストアイテムはフルコースww
『NEW SR MC』 & 『Lowfer Sports』『L・H・S』 ローダウンスプリング『Lowfer Sports PLUS』 Rear減衰力14段調整



 

ダンパーもスプリングも純正品が先代とほぼ同一スペックと言うことで全てJF3 Custom用のセットで確認です(^_^)v

まずは 『NEW SR MC』 からスタート



 


 




ステア応答、追従性ともにバッチリ♪

前後バランスも良く、全体のまとまりはかなり良い!(^^)!
 

収束性は高く、入力感も丸みのある質感良いフィーリング高速操安性の高さが素晴らしく際立った印象です。
 

乗り心地も良く、JF3用流用とはいえ完璧なマッチングでまったく問題なし。
むしろ進化したJF5のシャシーとの相性が合っておりとても良い結果になりましたww
 

100点満点イメージ通りの 『NEW SR MC』 フィーリングです!


続いて 『Lowfer Sports』 

スプリングは 『L・H・S』 を使用します。
 


 



 

フロント -17mm  /  リヤ -18mm




俯瞰での車高バランスは問題なしですね(^_^)v 
最低地上高もフロントメンバー部で118mmと適正レベル

バンプストローク面でもしっかり余裕あるのでオッケーです♪
 

↓↓↓ こちらがノーマル車高 ↓↓↓
 



ボリュームアップ感も最適な状態ですww


ダンパーとスプリングのマッチングも良好で重心も下がり引き締まったフィーリングになりました。
 

止まる・曲がるの安定感はさらに向上して本来持っているスムーズな乗り味に軽快感と安定感がプラスされたイメージです。
 

こちらも100点満点のイメージ通り

『Lowfer Sports KIT』 フィーリングとなりました!


続いてリヤを 『Lowfer Sports PLUS』 に交換
 



まずはLowfer Sportsオリジナルフィーリング相当のポジションを確認します。
 

JF3ではダイヤル「7」でしたがJF5では「6」でした(^^♪
 


 




そして 『Lowfer Sports』 フィーリングの許容範囲を確認

その他のダイヤルポジションも見ておきます。


下はダイヤル「3」から上は「11」が

前後バランスの崩れない内容でした(^_^)v

N-BOX Custom TURBO  JF5

全てのアイテム共用設定オッケーの確認が出来ました!
 


 



スプリングの設定が異なるスタンダードグレードも後日テストしますww
 

今しばらくお待ちくださいませ(^^)/~~~