#4233 気軽 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

クラフトビールには、格別の興味はない。

誤解を招く可能性を承知で言えば、そういうことになる。

決して嫌いではない。

むしろ、飲めば美味いと思う。

ベルギービールとかもそう。

なんでこんなに美味い、味わい豊かなビールができるんだろうと思う。

だけど僕にとっては、そういうビールは、ワインや日本酒や焼酎と同列。

ぶっちゃけ、価格の問題もある。

しっかりとした金額を払って美味いものを飲む、という対象。

それは、僕が心から愛するビールとは別物。

アルコール度数も低く、値段も安く、水のようにゴクゴク飲める庶民の酒こそが、僕が守りたいビール。

気取る必要も、蘊蓄たれる必要も、美味い・不味いを語る必要すらない。

カラダやココロの疲れを洗い流すかのごとく飲める酒が、僕のビール。

それとクラフトビールは、別物だということ。

僕は、クラフトビールづくりに心血を注いでいる人をけなすつもりなど微塵もないし、クラフトビール好きな人を批難するつもりも毛頭ない。

それどころか、ワインや日本酒同様、大変にリスペクトしている。

ただ、僕という人間個人ががビールに求めるものが、気軽さ・手軽さであるというだけのことだ。