#4220 解散 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

これから解散総選挙となるわけだが。

一昨年12月の前回選挙で自公が圧勝した時、「4年間は選挙なし」だの、「次は2016年夏の衆参ダブル」だの言われたもんだ。

誰も、それを疑わなかった。

なんでこんなことになってしまったか。

まあ、そりゃ簡単だ。

消費税増税(そのことの是非はともかく)のタイミング、つまり国民の日常生活の負担が急激に大きくなるタイミングで、意図的に物価を押し上げるようなことをしたからだ。

流動性の罠の中でもマネタリーベースを増やせば物価は上がるとかいうブードゥー経済学こそ実現しなかったものの、自国通貨の信任と価値を叩き落とすことで、輸入物価を急騰させた。

併せて、原発を止め続けるという暴挙と相俟って、エネルギー価格の高騰がもたらされ、供給制約がこの国の生産力を破壊した。

言うなれば。

リフレ馬鹿どもに踊らされた政権が、国民が夢から覚める前に最後の大バクチを打とうというわけだ。

もういちど騙されるか否か。

それは偏に国民の見識に懸かっている。