#4151 手遅 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

http://otonanomatome.blog.jp/archives/1008110693.html

代ゼミのこんな記事が出てるんだけどさあ。

今さらかよ、感が漂い過ぎ。

Facebookには土曜日に「 代ゼミの件でみんな今頃あーだこーだ言ってるけど、『河合塾は将来の少子高齢化を見据え、いつでも簡単にホテルなんかに転用できる設計の校舎を建てている。同業他社ももちろん似たような戦略を描いていえる』とかって言われたの、もう20年以上も前だよ。」って書いたんだけどさ。

その時ですら、反応薄かったなあ。

こんなこと、教育業界では常識だったよ。

リンクの記事では、30年前には少子化なんて予測できなかった、みたいに書いてるけど、そんなことはない。

日本の合計特殊出生率は、1974年(40年前!)を最後に2を上回ったことがないし、そんなことは1980年頃には公立小学校の先生レベルの人たちでさえ問題視してた。

そもそも、まさにその1974年には、政府は少子化対策ならぬ少子化推進政策を打ち出していたわけだし。
 
少なくともわかる人には、今日の少子化なんてのはずっと前からわかりきっていたこと。

最近になって、日本にとっての最大の課題は少子高齢化・人口減少問題とか言い出すの、バカ丸出しだと思うよ。

もはやそれは、決着のついた話。

少子化、高齢化、人口減少を前提にどんな手を
打つか。

少子化対策とは、少子化を止めることではなく、少子化を前提にどんな社会をつくっていくかってことだからね。