#4141 勝抜・29 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

こないだあるところで泊まった時。

ホテルなんかでもよくあるけど、1つのベッドにやたらたくさんの枕が並んでいる。

2つまでは、まあ、なんとか用途も想像つくんだけど、3つも4つも、どうするんだろ。

ってか、邪魔。

で、しょうがないんで、そのうちのいちばん大きな枕を抱いて寝てみた。

そしたら、意外や意外、いい感じで安眠できた。

やっぱ、ひとりで寝るのって、淋しいよね。

人間は、ひとりで寝るようにはできていない。

抱き枕、買おうかな。

今週の脱落は、恵慶。

そんなところで、お前は何をしているのだ。


No.9 by 小野小町
花の色は 移りにけりな いたづらに
わが身世に降る 長雨せしまに

No.29 by 凡河内躬恒
心あてに 折らばや折らむ 初霜の
置き惑わせる 白菊の花

No.47 by 恵慶
八重葎 茂れる宿の 寂しきに
人こそ見えね 秋は来にけり


No.65 by 相模
恨み侘び 干さぬ袖だに あるものを
恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ

No.91 by 九条良経
きりぎりす 鳴くや霜夜の 狭筵に
衣片敷き ひとりかも寝む