言いにくいことを、あえて言う。
プランBが必要だと想う。
日本経済が復興できなかった場合の備えだ。
僕だって日本の復興を心から願っているし、そのためには微力を尽くしていきたいと想う。
だけど、日本経済は震災前から、余命3年と言われていた。
どう贔屓目に見ても、ガタガタのボロボロだった。
しかもそこから立ち直る道筋さえ見えず、それどころか、バラマキや規制強化など、経済の寿命を縮める政策ばかりが採られていた。
そこに、あの地震と津波と福島第一。
いったい何の根拠があって、「日本は必ず復興できる」などと断言できるのか。
悪いけど、トータスやVERBALごときに「日本の力を、信じてる」なんて言われても、何の慰めにもならない。
復興に向けて全力で頑張るのは当然のこととして、頑張ってもダメだった時にどうするのか、考えておかないといけない。
精神論だけで乗り越えられるなどと勘違いしてるなら、あの敗戦と同じ過ちを犯すことになる。
想定されるリスクにさえ備えないというなら、民主党と同じ。
リスクが現実の危機となってから「想定外」などとうそぶくなら、東京電力と同じじゃないか。