#2634 領土 | プロパンガス

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非難轟々を承知で敢えて書く。

北方領土や竹島、尖閣諸島など、議論の余地なしに日本の領土でありながら、よその国に領有権を主張されている島々がある。


そのうち北方領土はロシアに、竹島は韓国に、それぞれ実効支配を許してしまっている。


本来、すぐにでも軍隊を送り込んで奪い返すべきものではあるけれど、今の日本にとってはそれさえ現実的な選択肢ではない。


くやしいけど、くやしいけど、それが現実。


歴史や国際法上の道理にかかわらず、他国の実効支配を許してしまっている領土を奪い返すのは、並大抵のことではない。


ましてや軍事力の行使や武力による威嚇という手段すら封じ込められているとあっては、現実的には奪還はほぼ不可能。


日本に経済力があった時代ならまだ交渉の方法もあったけど、今となっては日本には為す術もない。


ならば。


くやしいけど、ほんとにくやしいけど、奪い返せる可能性が実質皆無の領土にかけるエネルギーを、尖閣諸島や沖ノ鳥島の死守に振り向けるべきじゃなかろうか。


選択と集中。


悲しいかな、日本は現実に実効支配できている領土を守るので精一杯。


返ってくる当てもない島にうつつを抜かしている間に、大切な大切な尖閣を奪われてしまったというのでは、元も子もない。


ここまでヘナチョコな国になってしまったことを自覚した上で、守るべきものを、守れるものを、しっかり守っていきたいと想う。


読者諸兄の大多数には、こんな弱腰な提案はすんなり受け入れてもらえないのはわかっている。


だけど、粘り強く交渉を続けていくとか、無意味なお題目を唱えていてもしょうがない。


そうではなく、北方領土や竹島をどうやって奪い返すのか、具体的な方法を提示してもらいたい。


もちろんいい方法があるのなら、狭いながらも多くの傑物に恵まれた我が全人脈を駆使して実現に努めることを約束する。


ほんとに、くやしい。