大河ドラマで岩崎弥太郎物語(タイトルは『龍馬伝』)をやっているせいか、巷ではちょっとしたブームになっている。
本屋の軒先にも、彼の名や三菱を題した単行本や新書が、数々平積みで売られている。
で、なぜこの1冊を手に取ったか。
それは、タイトルにやや不自然なものを感じたから。
普通、三菱四代といえば、弥太郎・弥之助・久弥・小弥太のこと。
弥太郎+四代、って、誰のことだろう、と。
まあ、何のことはない、読んでみれば上記4代のことだったんだが。
でね。
この本のどこにも書いてないし、誰かから聞いたわけでも全然ないんだけど。
MRJって、やっぱり三菱の真髄とも呼ぶべきプロジェクトだと想うわけよ。
弥太郎はちょっと違うかもしれないけど、他の3人なら誰でも、もし今の時代に生きていたらきっと、MRJに全精力を注ぎ込んだんじゃないだろうかと。
もちろんMRJクラスってのは1つの通過点であって、その先にはもっと巨大な目標があるんだけども。
つまりは、そういうこと。
岩崎弥太郎の物語は、何歳で読んでも元気づけられるね。