あんまり不安感をあおるのは本意ではない。
僕だって、何か特別な情報を持っているわけでもない。
だけど、直感として、サブプライムに端を発する米欧クレジットクランチは、まだまだケリがついていないどころか、まだ始まったばかり、これからとんでもないことになりそうな気がする。
これまで散々、価値のないものを価値があるかのように、危険なものを安全なものかのように装って売りまくってた金融機関は、化けの皮が剥がされることになるだろう。
バブル崩壊だ。
世界的な業界再編になるかもね。
アメリカの投資銀行が商業銀行に救済されたり、イギリスの投資銀行色を強めていた銀行がオランダの商業銀行に逆買収されたり、調子に乗って木のてっぺんまで上り詰めた銀行が旧政府系に併合されたり、まあ、いろんなことが想像できるね。
もちろんその過程では、10000割れまで下がったりとか、135円ぐらいになっちゃったりとか、いろんな絶叫や悲鳴が聞こえてくるんだろうなあ。
いや、あくまでも、根拠のない妄想だよ。
おめでたいことに、完全に出遅れて世界の潮流から取り残されていた本邦勢は、傷は軽微で済みそう。