京都議定書に謳われた日本の二酸化炭素排出量目標11億8600万トンに対して、これまでの削減対策が最大限の効果を発揮しても、2010年度時点での排出量は12億7300万トン、効果が不十分な場合は12億8700万トンにとどまり、目標までの不足量が8700万~1億100万トンに上る見通しとなった。
これは、政府が明らかにしたところ。
もちろんこの不足分は排出権を購入することで賄うしかないんだけど、この排出権、ざっと1トンあたり3000円。
上記不足量を補うためには、2000~3000億円支払わなければならないことになる。
しかも、この数字は大本営発表の、年金の計算なんかでもお馴染みの超楽観的な数字。
実際、2005年度の実績は13億6000万トンで、これだと6000億円ぐらいかかることになる。
さらに、な、な、なんと。
これらの数字には、柏崎刈羽原発停止の影響がまったく含まれていない。
2010年が近づくにつれ、排出権相場が当然高騰するだろうことも想定されていない。
1兆円コースだな、こりゃ。
まあ、地球温暖化二酸化炭素犯人説のプロパガンダなんて、日本からカネを搾り取ることもその目的の1つなんだから、まあ、ヤツらにしてみればすべて予定通りってことになるんだろうけどね。
で、この1兆円を負担させられるのは、どこのどいつだ~い?
お前だよ!