- ホテル ルワンダ プレミアム エディション
- ¥4,441
ただ、どんなに詳しい報道を読んでみても、その文章が頭の中で映像を結ばないでいた。
それが、この映画を観たことで、一気に左脳の情報と右脳の印象が結びついた。
この映画が扱うテーマの深刻さもさることながら、その深刻さが世に伝わらないことの深刻さを再認識させられた。
アフリカなんて、見てもわからないことだらけだけど、見なければもっとわからないよね。
『ホテル・ルワンダ』をレンタルショップで偶然見かけた時、「そういえばやまかつさんが好きな映画に挙げてらっしゃった」と想い出し、その場で即借りた。
「何を描くかではなく、決められたメッセージなりテーマなりを如何に描くか」っていう芸術哲学に沿って言えば、僕の映画哲学は、「映像と音響で如何に描くか」がだいじってことになる。
その映画哲学に、強烈にはまった映画だった。
ルワンダの内紛については、仕事柄いろんな文章を読み聞きしてきたつもりで、おおまかなところはわかっていたつもりだった。