以前にも紹介した本の第2版。
けっこう大きく書き換えてある。
大きな変更点は、1つだけ。
第1版では、「石油は市況商品であって、戦略物資ではない」というのが筆者の主張で、「戦略物資だなんて言ってるヤツ、あほちゃうか」ってことだった。
それが、今回の版では、「市況商品である石油を戦略物資化しようとしているヤツがおる。輸出国たるロシアがそう考えるのはともかく、輸入大国たる中国(ママ)がそんなことやってるの、あほちゃうか」ってことになってる。
「オマイ、必死ダナ」というわけだ。
で、一生懸命石油資源の囲い込みやって大虐殺なんかに加担してるヤツもいるけど、日本はそんなもんに釣られるな、供給元の多様化で対応すればいい、と書いてある。
賛成だな。