- ご飯の炊ける匂いって、たまらないよね。
特に、朝。
食欲をそそる、最高にいい匂い。
しらすか、明太子か、紅鮭か、野沢菜か、どれか一つあれば、他には何もいらない。
ご飯が炊き上がったら、熱々をいただく。
もちろん米は、以前何度か書いたように、ササニシキ。
嗚呼、ヨダレ。
でも、残念。
僕はこのご飯を食べることはできない。
炊き上がる前に出社だ。
このご飯は、僕ではなく、娘のためのもの。
娘の幼稚園のお弁当のために、愛妻が前夜にタイマーをセットしておく。
それがちょうど、いつも僕が身支度をしている頃に、台所をいい匂いでいっぱいにする。
おやつはいつだってトラピストクッキー。
(↑ふるすぎ?)
僕は匂いだけで胸をいっぱいにして、仕事に出かけるってわけだ。
くんくん。
おや?
今朝はいつもにもましていい匂いだぞ。
あっ。
これは。
娘の大好きなしめじご飯の匂いだ。
いいなあ・・・。
僕もいつの日か、ゆっくり朝ご飯を食べられるような生活がしたいものだ。
その日のために、今日も僕はがんばる。