- もしも明日死ぬことがわかっていて、今日、人生最後の食事を選ぶとするなら。
迷うことなく、炒飯だ。
贅沢が許されるなら、サイドディッシュには鶏唐を添えたい。
次点はラーメンだが、1位と2位の差はかなり大きい。
もしも明日死んでしまうことがわかっているのなら、特盛炒飯で「もうこれ以上はムリ」っていうぐらい腹いっぱいにしておきたい。
それくらい、炒飯が好き。
で、嬉しいことに、今のオフィスの近くには、そこそこ炒飯の美味い中華料理屋さんがある。
夜は本格揚州料理の店なんだけど、昼間は近辺のビジネスマンやOLを相手にランチサービスを提供している。
炒飯だけで5種類ぐらいあって、どれも1000円ぐらいするんだけど、それぐらい奮発してもいいと想わせるぐらい美味い。
5種類あれば、月曜から金曜まで、毎日日替わりで食べても飽きない。
へへへ。
羨ましいでしょ?
だけど、現実はそんなに甘くない。
片道3分、オーダーしてから食べ終わるまでの時間を計算に入れても30分あれば行って帰ってこられるんだけど、真昼間にそんなに長いあいだ席を離れられるのは稀。
死ぬほど忙しいとかっていうのとは微妙に違うんだけど、とにかく席を離れるわけにはいかない。
ということで、実際には、週に1度食べられるかどうか。
他の日は、しょうがないから、コンビニのサンドイッチや菓子パンでランチを済ませてしまったり、そんなもの食べるくらいなら食べないほうがマシって気もするから、朝をしっかり(ったって、これもコンビニのおにぎりとかなんだけど)食べて昼はコーヒーだけでごまかしたりもする。
嗚呼。
いつの日か、もっともっと仕事や生活に余裕ができて、毎日ランチにゆっくり好きなものを食べられるようにならないかな。
その日のために、今日もがんばる。
ちなみに、苦手なランチは、幕の内弁当。
ご飯に醤油とかソースとか、おまけについてる調味料かけて食べて、おかずは全部残す。
ってか、幕の内弁当のおかずって、おかずにならないものばっかりだよね。