「どうも今年は、街の中のクリスマスムードがイマイチだね」と話を向けると、多くの人が「そうなんだよねえ」と同意してくれる。
でも、なんでだろう。
忘年会とかは盛り上がりがちみたいだから、景気が悪いからなんて理由じゃなさそうだし。
ってか、景気、悪くはないし。
で、ふと気づいたこと。
クリスマスムードを街の中で感じるのって何色だろうって考えると、伝統的には赤とか緑とか金とかだよね。
クリスマスツリーとか、クリスマスリースにもよく使われるような色。
ところが、今年って、ショッピングモールとかの巨大ツリーやいろいろなオーナメント系のものって、やたら青くない?
青白いっていうのかな?
あれ、青色ダイオードを使った新商品が今年あたりから一気に普及したってことなんだと想うんだけど。
それぞれの人は、物珍しさで青い装飾を選んでるんだろうけど、皆が同じこと考えるから、街じゅうが青色ダイオードのクリスマスになっちゃった。
赤や緑や金の中に青が混じると綺麗なんだろうけど、どこに行っても青ばっかりのクリスマス。
だからちょっと、クリスマスムードを感じられないでいるんじゃないのかな。
青白い色って、雪明りを連想させるからクリスマスっぽくないということでもないんだろうけど、雪だらけじゃただのゲレンデじゃん。
それどころか、青色ダイオードを使って、海や波をイメージした巨大オブジェなんかを飾るところまで出てきちゃってさ。
オージーかっ! てなわけで、「2006年のクリスマスムードがイマイチ盛り上がらないのは、青色ダイオードが普及したから」っていう仮説を立ててみたんだけ ど、どう?