日本史の教科書に出てくるような人物、特に戦国武将などは、ウソか真かはともかく、その出自が源平藤橘である場合がほとんどだ。
ということは、彼らのほとんどが遠い親戚同士であり、大きな用紙を準備すれば、1枚の系図にまとめることが可能だということだ。
その巨大な系図を作ってみたいと考えたことが過去に何度かある。
小学校6年のとき、高校2年のとき、あと大学生時代にも1度あった気がする。
そのいずれの際にも挫折したのは、1つには紙を継ぎ足しながら大きくしても、想わぬところに想わぬ人物が絡んだりして、あまりに複雑過ぎたのが理由だ。
もう1つは、メジャーな人物を何十代も前のメジャーな人物につなげるのに、とちゅうのマイナーな人物のマイナーな親が誰なのかといったことが、学校の図書館にあるような歴史書をつかってみてもかなり効率の悪い作業だったからだ。
それが今なら、エクセルなりを使えば、いくらでも挿入や継ぎ足しができるし、インターネットを使えば、調べものの効果もグンと上がる。
やるなら今しかない、と想って取り組んでいる。
で、どうしても出てこなかったのが、源悦の親。
どうやって検索しても出てこなかった。
が、近所の本屋でそれらしい本をちょっとあたったら、すぐに出てきた。
源希の弟ということなので、親は源弘だ。
めでたし、めでたし。
これで先に進めるよ。