#251 ELECTION・5 | プロパンガス

プロパンガス

いっしょうけんめい働いた人が
せめてビールぐらいは安心して
本物を飲める世の中をつくろう

朝刊各紙には「自民敗北・民主躍進」の文字が並んだ。


が、民主支持のプロパンガスとしても敗北感で胸がいっぱいだ。

比例での得票を見れば、民主:自民はちょうど10:8ぐらいになっている。


これをきっちり各選挙区でも議席につなげることができていれば50:49ではなく、55:44ぐらいにはできたはずだ。


44なら、橋本退陣のときと同じ数字で、小泉責任論が噴出していたはずだ。


もちろん定数配分が自民党に有利になっているとかの問題はあるが、それを乗り越えるだけの選挙テクニックを持たなければ言い訳できないだけのところまで来ている。

ただ、結果オーライと言えなくもない。


小泉を退陣に追い込んだところで今すぐ政権交代が実現するわけでもなく、むしろ「自民の中では最もマシな小泉」にかわって抵抗勢力の権化みたいのが台頭してくる恐れもある。

民主党としてはそこそこの数字を取れて、それでいて来るべき次期衆議院選への課題を整理できたということで、まあ、これで良かったというところなのかもしれない。

それにしても、北陸・山陰では壊滅だな。