本日もシアトルよりお届けします。
Yukakoです。
桂三輝さんのオンライン・イベントを聞きました。
2016年にシアトルに来た時に見に行って面白かったので
今回も楽しみにしてました。
本当はシアトルに実際に来るはずだったイベントだそうで、
残念だわ。
三輝さんは、ニューヨークからの参加
オフ・ブロードウェイで、コロナのせいでキャンセルになるまで落語パフォーマンスを6ヶ月の予定でやっていたそう。
アメリカに長期滞在していたカナダ人の三輝さん、
アメリカでは
スタンダップ・コメディー
だけど
落語は
シットダウン(Sit down)・コメディー
だって
三輝の名前はどうやって付いたかの質問に答えてる時、
もちろん師匠の桂三枝さんがつけた名前なんだけど、
みんなが僕のことを”サンシャイン”と読んでくれるなんて、
自分の名前が大好きだ!
と言ってたのが印象的
いい名前だよね。
小話その1
いや〜最近調子悪くてね
鼻を触っても痛いし、お腹触ってもいたいし、
足首触っても痛いし、
お医者さん行ったんだけど、大したことないって言うんだ。
”え〜、そんなに色んな所が痛くて大丈夫だって言われたの?”
うん、
だけど指の骨が折れてるって
小話その2
日本語を学ぶのは難しいけど、
丁寧語辞典を手に入れたよ
だけど、47種類もの感謝を表す言い方が書いてあったんだ
それで、
丁寧な言い方になればなるほど
文章が長くなることに気がついたんだ
3)本当に心から感謝しています
2)心の底からあなたに感謝をしているのでありがとうと伝えたい
だけど一番丁寧な言い方として書いてあったのが、
1)こんなに感謝をしていることばをあなたに伝えるために、この気持を表すことのできる言葉はありません
え〜、こんなに長い文章なのに、
”No word to describe"
(表すことのできる言葉はありません)
それから下の方も読んでみたら、
46番目に書いてあったのが
46)悪い〜
悪い、って英語に訳したらBADだよ〜
それが感謝の気持ちを表すのに使われるの?
へんだな〜
って思ったけど、
そのまた下の47番目を読んでみたら、
47)サンキュ〜(Thank you)
だって。
サンキュ〜はBADより下なの???
観客の反応が聞こえないところで落語をするの、
きっと難しかったと思うけど
私達が笑う間を置いてくれながら話してたのが凄いなあって思いました。
日本で、
英語で落語をするとまるで大阪弁で話してるみたい
と言われたのが嬉しいと言っていた三輝さん
やっぱり
ちゃんと考えながら喋ってるそうで、
なるべく
don't とか省略せずににdo notを言うとか
後はイディオムを使わずにできるだけ
テキスト・ブック英語を使うこと
落語してるんだから早口で喋るのはしょうがないけど、
簡単な英語を使うように心がければ
早く喋ってもわかりやすい英語に聞こえる
などなど、へえ〜っと思ったこと一杯ありました。
三輝さん、落語家になって既に13年目だそうで、
弟子をとってもいいくらいのレベルにはなってるそう。
三輝さんの日本語はかなり上手、
それで、日本の文化にも長けているので、
彼みたいな人が、日本文化を英語で海外に紹介してくれているのは素晴らしいこと。
英語で漫才しようとしてる日本人コメディアンもいるけど、
語学力もあるけど、
日本人は基本的にシャイだし、
三輝さんには敵わないような気がする。
だけど、
そんな三輝さんが、虜になった”日本”という国の魅力
わっかるわ〜
Byまだまだ日本大好きな私
また明日〜