私がシアトルを好きな理由はたくさんあるという話はしましたが、そのうちのひとつをまたご紹介しましょう。
それは、シアトルはとってもインターナショナルな街だからなのです。
世界中の人が住んでる街(多分アメリカ人に聞いたら、アジア中の人が住んでる街のまちがいじゃない?なんていわれそうだけど。。。)。
私がシアトルのダウンタウンを歩いていても、何のためらいもなく道を聞かれたりします。ここに住んでる人だと思われるわけですね。
なので、もちろん食べ物もとっても国際的。
レストランのバラエティの多さは素晴らしいし、黒人が中華料理食べてたり、インド人がお寿司を食べていたりなんて全然珍しくないんです。
シアトルの韓国系のスーパーマーケットの話はしましたよね。
今回は、フィリピン系のスーパーマーケット、シーフード・シティのお話しです。。
このスーパーは、シアトルの南に位置するタクウィラのサウスセンター・モールに接続している場所にあります。
位置的には便利な所だからだとは思うんですが、家賃がきっと高いだろうなあ。なので野菜などの売ってるものの値段的には韓国系のマーケットよりちょっと高めという印象を受けました。
シアトルにもたくさんのフィリピン人が住んでいますが、その人達がどんなものを買っているかちょっと偵察。。
フィリピン人が大好きな、豚の皮を揚げたスナック、ポーク・フライド・ラインズ。
私はこれはダメ。。ちょっと油っぽすぎ。
赤やピンクのアヒル(Duck)の卵
魚やエビのペースト、乾かしたタロ芋の葉っぱ。何に使うんでしょうね?
フィリピンの人達はどうもシーフードをたくさん食べるようで、お肉売り場よりシーフード売り場の方が全然大きい。新鮮そうなのが並んでいます。
予定はしてなかったのですが、あんまり美味しそうなのでそれでは今晩の夕飯に
海老を買って帰りましょうということになり、自分で袋に詰めようと思ったら、エプロンつけたおばさんが飛んできて、
”触らないでちょうだい~”
と怒られちゃいました。
よく見たら、番号をとって、自分の順番を待ってこのおばちゃん達にとってもらわないといけないらしい。
待ってる人が私達のことにらんでました。。。気が付かなかった。
”この海老を一パウンドほど下さい”
とお願いすると、おばちゃんはまったくの目分量で測りにものせないで袋詰めしたのをくれました。。。
私でもわかる、”これはどう考えても2パウンドはあるぜ。。。”
と思いながら、土曜日で激混みのレジに並んだのですが、やっと私達の番になると、
キャッシャーの人が、
”これは、魚売り場で測って値段つけてもらってからここに持ってこないとダメよ”
”え~!、あのおばちゃん、そんなこと一言も言ってくれなかったのに。。”
よく見たら、魚売り場の後ろに受付みたいのがあって、そこの大きい測りの前に並んでる人がいるわ~。
またまた全然気が付かなかった。。
キャッシャーに長い事並んでいてこれを言われたので、完全に切れた彼氏。。。
”海老、返してくる。”
と言って、ほんとにおばちゃんの所に行って、包んだ海老を渡している姿を私は遠目に見ながらちょっと他人のふり。。。
一回システムが分かればもう大丈夫なんだろうけど、ちょっと初心者の人は手間取っちゃうかも。
スーパーの中にはフィリピン系の
- パン屋さん(紫のタロ芋パンが一杯)
- フードコート(魚の姿焼きが頼めます。)
もあってごったがえしてます。
インターナショナル・シティ、シアトル 万歳!