学外活動のススメ~書籍『現役大学生による学問以外のススメ』ができるまで~ -38ページ目

幸運の女神がタイプなのは・・・

いつか、どこかで誰かが言った。


『それほどまでの努力を、人は運と呼ぶ』


冒頭のことばも実はそうなのだが、格闘家や

プロレスラーの発言には名言が多い。
彼らのことばのセンスはずば抜けている。


小学四年生からプロレスにハマり、

現在ではPRIDEを見届けるために、
二月に一回は必ずさいたまスーパーアリーナまで通い、
『紙のプロレス』時代から『kamipro』を購読している。
ぼくは、いつも彼らのことばに衝き動かされ、奮い起たされ、

吹き出させられたりしていた。


やはり、極限状態での命のやり取りを生業としている彼ら、

格闘家やプロレスラーのことばには、
日常を逸脱するアクロバティックな感覚と、

研ぎ澄まされた人間の真実が含まれている。


脳が筋肉だからなのか。あるいは筋肉が脳だからなのか。
なんだかわからないけど、スゴい説得力があるんだぞ。


『痛いのは、耐えられます。気持良いと思えばいいだけなんで。』
―吉田秀彦(ミルコ戦前のインタビューにて)

…いやいや。痛いのは気持良くないから。Mか。



『この試合のポイントは、ミルコとヒョードル、

どちらが上なのか、ということですね!!』
―高田延彦(ミルコVSヒョードルのPRIDEタイトルマッチの解説で

実況アナに試合のポイントを聞かれて)

…それはポイントではなく、すべてだ。断言か。



『あれだけの小橋コールを受けられる選手は小橋だけだ。』
―蝶野正洋
(対戦相手となる小橋健太の印象を聞かれて。)

…そりゃそーだろ。



『マット界のど真ん中を歩いてやる。』
―長州力(新団体旗揚げの意気込み)

…どうぞどうぞ。すぐ潰れてしまったんだけど…。



『アイム、アメリカ!!』
―吉田秀彦(PRIDEラスベガス大会で現地の観客に挨拶)

…ちがう。絶対違う。



『オレたち天コジ(タッグチーム)はなぁ、

1+1が2じゃねぇんだ。
1+1が100になるんだ!10倍だぞ!』
―天山広吉(小島選手とのタッグチーム、天コジの勝利を祝してのマイクアピール)

…100倍だ。



『オレたち天コジ(タッグチーム)はなぁ、

1+1が1にも2にもなるんだぞ!!』
―天山広吉
(小島選手とのタッグチーム、天コジの勝利を祝してのマイクアピール)

…2にはなる。普通に。



『このリングは、命がいくつあっても足りないリング。
まぁ、命がたとえいくつあったとしても、全部このリングに賭けますけどね。』
―藤田和之(PRIDE復帰戦後にPRIDEの印象を聞かれて)


まぁ、男にとって、
仕事ってのはこうあるべきなんだよな。たしかに。


総書記です。

現在大学四年生。
卒業まで残り44単位。
卒論はまだ一文字も書いてません。


にも関わらず、卒業制作としての出版プロジェクトに没頭しています。


明らかにプライオリティ間違えてる。


内定先に第一志望だった広告系が決まっているというのに…。


コンセプトやらマーケティングやらについてチームで議論する日々。
企画について、正解はない。
議論は尽きない。
正解不正解を決めるのはマーケットである。
あるいは時間である。


とかなんとか難しいことを言ってみても、

やってることは授業サボってカフェで
真剣10代しゃべり場ばりに大騒ぎしている23歳の男たちだ。
ちなみに外見は全員マニアック。怪しい。


―世の中変えてやろうぜ。


―あぁ、一発デカいことしでかして、吹き飛ばしてやろうぜ。


―オレたちに続く若者にも期待したいしな。


―オレたちはきっかけを創れればいいんだ。


…殉死覚悟のテロリストか。


あるいは深夜にPCに向かってカリカリと
一単位にもならない文章を延々と書き綴っている23歳の男たちだ。
ちなみに外見は一人太っている。可愛い。


で、この日は、ちゃんと授業に出ようと思って大学へ。
2限。行ったら休講。


ひくわ。


せっかく大学に来たのに…。
休講しやがった若手セクシー美人助教授に顔射願望。


しかし、誰もいない教室は広くて静かで具合がいい。


自分の事務所のように使ってみる。


教室のど真ん中に資料を広げ、

携帯電話から営業電話をかける。


マスコミ電話帳を頼りに無差別攻撃。
コネなしノウハウなしのゲリラ攻撃。


ゲバラ氏、オラに力をー!!


出版社に電話。


取次を介して、持ち込み担当に変わる。
出版企画部編集本部長が出た。
PRIDEで言えば、高田延彦さん。
スゴい偉い人なんじゃないか。


あるいはスゴい適当な人なんじゃないか。
何を言っても『鳥肌立った!!』で終わり、みたいな。


エスペランサーに胸を震わせつつ営業。


『お忙しい中で突然お電話してすみません。

実は企画の持ち込みを…。』


『はい。わかりました。

じゃあ明日にでも会社来てください。』


『えっ!?』

…FAXとか、データとか、企画書送らなくていいの?


即アポ!?


危うくス〇ービーチにかけてるのかと思った。
サクラ?


流石は統括本部長…。
脳内に名曲トレーニングモンタージュが流れる。
この一本の偶然の電話をきっかけに、

ぼくらの出版プロジェクトを大きく前に進み始めた。
でも、この時は、そんなことには気づいちゃいなかった。


今は思う。


幸運の女神はきっとデブセンなんだって。


いやいや、女が、ちょっと無茶する男に弱いのは、
普遍的な真実だってことなのかな。


あとは、休講しやがった若手セクシー美人助教授に感謝感激。


冒頭のことばは、元暁星高校柔道部監督鈴木義和さんが、
2000年度主将に贈ったことばです。

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早稲田で営業の巻

10月11日。晴天。

三○書房の方への営業。
早稲田大学文学部キャンパスにて。


三○書房の担当者の方は早稲田のOBということもあり、大学まで 足を運んで下さった。
初顔合わせということもあり、三○書房さんの編集会議に出す前段階で
ブラッシュアップすべき点を指摘して頂いた。
出版社の現場からの目線で企画の内容や、本の構成などなど多岐に渡っ てご教示頂いた。


営業というより親しい出版社の先輩に相談に乗って頂いているといった 感じ。
終始、和やかな雰囲気。
次回のアポイントも快諾して頂いた。
指摘してもらったポイントをミーティングで詰め直さなければ。


今回のように応援してくれる人がいるとますます頑張らねばという気持ちになる。


頑張らなければ。。。

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出版社に電話をしてみようと思った③

ミウラから渡されたマス電のカ~タ行のコピーには、

半分くらい電話をしただろうか。


だんだん良くも悪くもこなれてきた。


「お世話になっております!

WWW大学の出版サークルのTTTと申します。

企画の持ち込みを行いたいのですが、

どちらの部署にお電話をすればわからなかったので

こちらにお電話いたしました。」


「少々、お待ちください。ただいまお繋ぎいたします。」


♪たんたらたんたら、らららららららら

カノンも慣れた。



「はい、どもー、どういったご用件でしょうか?」


習うより慣れよ、FAXよりも直アポ。


とにかく、会って話を聞いてもらえない場合は諦める。

といったスタンスでひととおり鬼のようにあたってみようと、

とにかく電話をかけまくる。

とちゅう怖かったり、イライラしたりしたけど、

とりあえず粘る。

と、まぁ一定のルールを勝手に設けてみる。


人呼んで『6つの“と”作戦』を決行する。

「靴ヒモ結んでる時間だけでけっこうですのでお願いします」

・・・マジックテープ派はいないよね。


「FAXを持参するという形ではいけませんか?」

・・・それはFAXではない。


「お弁当の卵焼きは、交換要員ですか?」

・・・僕はチーズ入りだったので1番好きでした。


「オレオレ、オレだよ!」

・・・はいはい、事故?事件?おばあちゃん?


いろんなツッコミを受けながらとにかく粘った。

何社かはぜひモノにしたいので原稿を郵送して欲しいと

熱烈な対応をしてくださった出版社もあった。


20件近く郵送する約束をする。

直アポも1週間全部埋めた。


しかし、原稿もなく、メンバーの予定も空いていない。


あ、


ああっ・・・


送れないし、面会に行けないじゃん。

・・・ご利用は計画的にね。



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ブーンの巻

現在、大学以外にもう1つ学校に通っている。


もしかすると人生で1番短い学校かもしれない。


そう、自動車教習所である。


怠惰な僕は約1年前に大枚を叩いて教習所に通い始めたものの、

教習期限ギリギリになるここ最近までサボり続けてきた。

大学での4年間と変わらないダメさ加減に自分に嫌気が差してくるが、

いざという時はやるのである。
というよりも何としてもやり遂げなければならないのである。


なぜなら現在教習所に通っているのは普通二輪免許取得のため。

バイクはロマンだ。風に身を投げうつ行為。その先には夢と希望がある。


そして何より重要なのはバイクに乗ってる=女の子にモテる。


はず。


だから、本分である大学の授業を切りまくって教習所に通い詰めている。


大学5年が決定してるのに。

語学は再々々履なのに。


そんなダメ人間丸出しの僕です。どうも。


しかしながら、


季節は・・・もはや


冬。


バイクのシーズンじゃねぇ。



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そういえば、いまの高校生は情報の授業が必修だったな、と思った。

情報の共有と作業の効率化。


それは事業を動かす上で当然考えるべき項目。
それはもちろん我々にも当てはまる訳で。
と、いうことで、メーリスやら、ファイル共有やら、WEB広報やら、色々実行に移していこうと。
IT導入の第一弾として、メーリスを採用しようすることに。
その担当がオレ。
なんでかって、2ちゃんを見るのにギコナビ使ってるからw
そんなレベルのリテラシーで担当になりました。
かっこよく言うならCTO!?
ウホホーイ(・∀・)


「メーリスなんて3秒でできるよ」


目立とうと思って言った事だけど、実際メーリスなんて6秒で作れるじゃない?
そう思ってたんですよ。


しかし、思いの他みんなのケータイはワガママで、


「メールが届かねー」
「メールが送れねー」
「メールが来ねー」


いろんなトラブルが報告されてくる。
仕方ないから懇切丁寧に説明する。


Q、メールが届きません。どうしたらいいですか。
A、メールフィルターを解除してみてください。


Q、メールが送れません。どうしたらいいですか。
A、まずは招待メールから登録申請をしてください。


Q、メールが来ません。どうしたらいいですか。
A、友達を作ってください!



あーもうめんどくせー。
トラブルシューティングは真島マコトに頼めよー。

石田衣良もこの状況は想像できまい。


Q、そんな状況になったらどうしたらいいですか。
A、フリーメールでも、ヤフーグループでもなく、みなくるねっとを使ってみてください。


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