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Watch 広東

広東省在住歴22年

広東省のビジネス事情や
中国の「人・物・金」の変化を情報発信

前回は、「中国で報連相を期待するな」について書きましたが、今日は、「教える」と「育てる」の違いとはなんぞや!について書いてみましょう!

 

 

1990年代の後半からは、日系企業の広東省への進出ラッシュが始まり、どんどん工場が出来上がり、生産が始まりました。

2004年からは、広州市にトヨタが進出し、本田、日産のビッグ3も進出してきました。

 

日系企業の共通点は、早速で工場の生産ラインを立ち上げ、試作をし承認を受けて量産する 

ということです。

量産まで無駄なく進めていくということは、間違いではありません。

 

ただ、図面、仕様書の打ち合わせ、金型の確認、設備のプログラミング、試作品の確認を、日本から日本人が派遣されてきて全部やってしまいした。

中国の従業員は、指示通り作業してくださいね!という感じです。

中国の従業員は、指示された通りにすればいいんですね!ということで、指示通りに働きました。

 

ところが、この数年、現地化をということで、中国の従業員を組織上で、副総経理、部長に昇格させても、日本人が求めるマネージメントをしてくれないというケースが多いようです。

 

理由は明確で、今まで

教えてばかりで、育てるということ

をしていないからです。

 

答えを全部教えてしまっては、

人は考えなくなり、成長しません。

 

教えると育てるの違いを認識しなければなりません。

 

皆さんも、自分の部下、子供に答えを与えていませんか?

考える、行動する、失敗をする、また考える、行動する....繰り返しの過程で成長するのです!

これは、日本でも中国でも日本人でも中国人でも同じでしょう!

 

私もまだまだ成長しないと!笑

 

 

 

コンサルタントという職業柄、日本の経営層とお話しする機会が多いのですが、先日30歳半ばの駐在員のAさんと面談をしました。

 

今年の4月から赴任されて、約半年が経過したのですが、中国人の部下との接し方や仕事のやり方にお悩みがあるということでした。

 

Aさんがっちりした体格で、大きいのですが、ニコニコして優しい性格で、くまのプーさんのような方です。

 

開口一番「部下から報・連・相がないんです、、、」

 

でした。

 

私は、下記のようにお伝えしました。

 

中国人にそもそも「報・連・相」の概念はないんですよ。

日系企業の中国人は、日本人に教えられて知っていますが、

実は、日本人の方も「報・連・相」がよく理解していない、

または、うまく伝わっていないケースが多く、中国人の方も

「報・連・相」を感覚でわかっている感じです。

Aさん、私に「報・連・相」を説明してもらえますか?

 

Aさんは、私の質問に目が点、 困った表情をされていました。笑

 

私の答えは、

部下に「報・連・相」を期待しても仕方がありません。

自分から部下へ確認にしてください。

です。

 

自分から確認することで、部下とのコミュニケーションは増えるし、確認漏れがあれば自分の責任になり、部下を責めることもなく、自分が反省すればいいんです!

確認、質問だけでなく、必ず困りごとがないか聞くのもポイントです。

 

話しかけることが多くなることで、部下も上司が気にかけてくれると感じます!

中国人とか日本人とかは関係がなく、人間なので「何か困ってることない?」なとと声を多くかけてもらえるのは、嬉しいはずです。

 

Aさんが最後に、ボソッと「報・連・相の説明かぁ、、、」とつぶやいていました。

 

少し考えや見る角度を変えるだけでいいんですよ!

 

どんな良いシステムを構築しても、コミュニケーションが悪いと機能しませんね!

 

 

 

久々のブログです。

8月は、2回も日本に帰国したので、バタバタしておりましたが、今日から不定期ですが、ブログを書いていきます。

 

この時期のレストラン、スーパー、百貨店、ホテルでは、月餅が販売されています。

 

今年の広州酒家の月餅のラインナップ

 

月餅は、旧暦の8月15日(今年は9月13日)に、家族や友人が集まって、月を見ながら食べる習慣があります。月餅が丸いのは、満月を表していますが、もう一つは、「家族円満」の意味もあります。

 

古代の月餅は、お供え物でしたが、それが家族や友人と団欒しながら食べるものとなり、現代の中国では、お世話になった人への贈答用と変化しています。

政府関係者、企業の良いポジションの人(権限があり便宜を図れる人)は、多くの月餅を受け取ることになるのですが、月餅をたくさんもらうと目立つ(いかにも便宜を図っているのがばれる、、、)、月餅はあまり美味しくないので食べないなどの理由で、10年くらい前から月餅を無駄にせず現金化するための、月餅券も配布されるようになりました。

月餅に交換してもいいし、月餅券の額面の50%から80%で現金化することもできます。(現金化は、現金化してくれる人を探します)

 

今年の花園ホテルの月餅は、30万箱販売予定だそうです。

1つのホテルで30万箱です!広州市だけで、天文学的な数字の月餅が動きます!笑

 

月餅が贈答用となると、高級なお酒やお茶とセットで販売され、月餅の影が薄れてしまい、本来の意味がなくなってしまった時期があり、2005年に「月餅の価格、品質、包装及び抱き合わせ販売行為の公告」が発表されています。

 

なんとも中国らしい規定ですね!笑 現在は、月餅は単独でしか売れません!

 

 

五、经营者应当对生产销售的月饼进行合理包装,使用无毒、无害、易于降解或者便于回收的材

  料,减少包装材料的过度使用。

 

六、经营者生产销售月饼,不得以任何形式搭售商品,侵害消费者合法权益;不得将月餅同其

  它産品混合包装、销售。

 

合理的な包装で、毒がなく、無害であること!って、これを規定しなければならないのか?と思いますが、、、

 

いかなる商品との抱き合わせ販売はダメ、月餅とその他商品を混ぜた包装、販売はダメ と明記されています。

 

たかが月餅、されど月餅なんですね!

祝中秋節快楽!