10月下旬に当社講師が担当するFP継続教育セミナーです。27日大阪開催は「FP実務と倫理」です。
<東京開催>
10/20(土) 「中小企業の経営課題「事業承継」における4つの基礎知識」
講師:長谷川 泰且 10:00~16:00(相続6単位)
詳細・お申込み:株式会社エフピー・リンク
http://www.fplink.co.jp/training/fpkeizoku/fpkeizoku01.html
10/27(土) 「老年学に学ぶ!認知・身体機能低下に対する高齢者のライフプラン」
講師:村松直哉 10:00~16:00(ライフ6単位)
詳細・お申込み:株式会社エフピー・リンク
http://www.fplink.co.jp/training/fpkeizoku/fpkeizoku01.html
<大阪開催>
10/27(土) 「相談業務に欠かせないコミュニケーションスキル」
講師:岡本美紀 10:00~16:00(FP実務と倫理6単位)
詳細・お申込み:株式会社エフピー・リンク
http://www.fplink.co.jp/training/fpkeizoku/fpkeizoku01.html
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※ 空席の情報は主催者に直接お問い合わせください。満席となった場合には
早期に申込み締め切りとなりますので、ぜひお早めにお申込みください。
説明能力を向上させるためにはどうしたらいいのでしょうか?
まず大切なのは「知識」の積み重ねをやめることです。
これは「お勉強」のための勉強をしないという意味です。
一般的な顧客とFPとの間には、最初の段階ですでに
「情報の非対称性」が存在しています。つまり、顧客の知識と
FP側の知識は、量・質ともに圧倒的な差があるということです。
仮に10:1程度の差があるとした場合、そのまま説明しようとしても
なかなか上手くいきません。FP側が当然常識であると認識している
内容が顧客にとっては常識ではないのです。したがって、何も考えずに
説明をすれば、このギャップを埋めることはできず、単に説明しただけ
ということになり、顧客が理解できない可能性が高くなります。
よくある例として、毎月分配型投資信託の元本払戻金(特別分配金)
について、顧客に理解できるように説明できるかということがあります。
同じ金額の分配金をもらっても、顧客によって、あるいは支払時点に
よって税金がかかる場合とかからない場合がでてくるわけです。
これについて顧客が理解できる程度の説明をする には、一定の能力
(説明能力)が必要です。FPの持っている知識の量には比例しません。
そして「情報の非対称性」が大きければ大きいほど、理解できる説明を
するのが難しいのです。
「お勉強」をすることによって、これを解決しようとするのは無意味であり、
逆効果になる可能性が高くなります。知識・情報が元々乖離しているのに
それをさらに広げるような愚は避けるべきでしょう。「お勉強」をすれば
するほど、知識の積み重ねをやればやるほどFP側の知識レベルだけが
高くなってしまいます。
そうなってしまうと、FP側が常識として考える内容がどんどんレベルアップ
することになり、顧客のレベルに降りて説明することが難しくなります。
みなさんは「つるかめ算」や「植木算」を小学生にわかるように説明できる
でしょうか?もちろん、方程式などは使えません。
当社の無料メルマガです。自分がわかっていることをわかってもらうのは難しいです。
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