いよいよ今週末が近畿圏の統一入試日・入試解禁日となります。
毎年、大学共通テストの１日目と同じ日程で始まります。
ということは来年（2025年度）の近畿圏の統一入試日・入試解禁日は令和７年１月18日（土）ということになります。
※正式決定はまだ先です。
さて、本日（１月８日）の入試は
・函館ラ・サール中学校（第１次）
・北嶺中学校
ですね。
いずれも男子校で、特に男子最難関志望の受験生が多いと思います。
入試前日の過ごし方
前受け入試を経験した人ならもうわかると思いますが、入試の朝はいつもよりもかなり早く起きなければなりません。
ところが前日の夜に興奮してなかなか寝付けなかったりするものです。
当日の朝は緊張感で目が覚めるかと思いますが、昼食を食べたあたりから眠くなってきたりすることがあります。
午後入試を受ける人も多いと思いますが、特に夕方に眠くなってきたりするのです。
併願校だからと気が緩むのかもしれません。
いつもの塾のテストのように、「一通り解き終わったあとは寝てた」なんていう受験生が毎年います。
「俺、爆睡してた」なんて言う生徒もいました。
それでも合格してきますからいいのですが、さすがに本命校でそれはまずいですね。
というわけで、前日に出来る対策としてはどうにかして寝不足にならないようにすることです。
⇒ 「早めに寝る」ことです。
塾の前日特訓もいつもよりかなり早い時間に終わります。
夜におやすみコールをする塾もあるかと思いますが、それでも７時くらいまでにはだいたい終わります。
そのあと、早めに寝ればたとえ朝５時起きとかでも十分に睡眠はとれるはずです。
なのに、
「全然眠くならない」
という人がけっこういます。
遠足や修学旅行の前の日に眠れなくなる人は要注意ですね。
・夕食は炭水化物を中心に、あまり食べ過ぎないようにする。
タンパク質や脂肪が多いと胃がもたれたりします。
・早めにお風呂に入る。
ゆっくり浸かるといいと思います。
・部屋の中を少し暗めにする。
部屋が明るすぎたり、うるさかったりすると目が覚めてしまいます。
・スマホ、パソコンのゲームなどはやらない
ゲームをすると脳が興奮状態になります。「覚醒」している場合ではないですね。
・親も早めに寝る
親が寝坊すると悲劇が起こります。
最悪の場合ですが、ギリギリ試験開始時刻に間に合う時間なら全力で学校に向かいましょう。
集合時間に間に合わなくても、とりあえず学校に連絡を入れてみましょう。
駅からタクシーに乗るとか、可能な限り早く着く方法を考えてください。
電車ではもう無理という状況なら車もありです。
とりあえず学校の前で降ろして、あとは本人に任せましょう。
現地にいる塾の先生とか、学校関係者が誘導してくれます。
前日になかなか眠れないという人に共通する最大の原因
それは前日の起床時間に関係があります。
基本的に入試前日に学校に登校している人はほとんどいないと思います。
朝早くから塾があるわけでもないので、ゆっくり寝ている人がいるのです。
「いや、朝７時には起きてます」
とか言っている人のことです。
入試当日の朝６時に起きるのであれば、前日も朝６時に起きておくべきです。
早く起きるからこそ、早く寝られるのです。
本当は明日の朝から起きる時間を調整していくのがいいです。
今日からいきなり早く寝なさいと言っても難しいです。
そういう人は入試前日に早く寝るのも難しいのです。
ですから、明日の朝からスタートさせるのです。
当然、明日はやや寝不足気味になると思います。
そういう人は何も対策しないと入試当日に寝不足になります。
ならば、明日１日を犠牲にしてでも生活時間をずらす必要があるのです。
今日、入試を受けてきた人は早めに眠くなると思います。
そのまま早めに寝てしまいましょう。
夜にやろうと思っていたことを、明日の朝に回せばいいだけの話です。
塾でもよく眠くなるという人は弁当の量を減らすとか、１回で全部食べないようにするといいかもしれません。
一気に食べるから眠くなるのです。
糖分補給も大事ですが、取り過ぎると逆によくありません。
インスリンが大量に分泌されるためにかえって血糖値が下がるのです。
太る原因にもなります。
冬休みに体重が急激に増えた人は要注意です。
眠いからとカフェインを摂ると夜に眠れなくなる人もいます。
摂取する時間帯には気をつけましょう。
寒さにも気をつけたいですが、家の中では湿度にも気をつけましょう。
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