そろそろ本気で併願校を決めないといけないと思っているみなさん。
今までは本気ではなかったのでしょうか?
え?明日から本気出す?
併願校を決め倦ねている原因はいくつかあると思いますが、ちょっと考えてみましょう。
(画像:なやんでいたある人たち)
1.この併願校には行きたくない
行きたくない学校だから併願校の候補から外すというのは一見するともっともらしい意見です。
しかし、よく考えてみましょう。
そもそも一番行きたい学校が第一志望校、二番目に行きたい学校が第二志望校です。
ここで言う併願校とは、志望校がダメだった場合に押さえ(滑り止め)として候補に入れる学校です。
なるべくなら「行きたくない学校」なのです。
そんな学校のことを考えろと言われても、気が進まないのは当然です。
よくあるのが、「その併願校に行きたくないのなら本気で勉強して志望校に合格しなさい!」という話です。
特に前受け校がネタにされます。
「あんた、全部落ちたら岡山やで!」とか。
2.この併願校はレベルが低すぎる
併願校を選ぶポイントの一つとして、確実に合格できる学校を選ぶことです。
さらに付け加えると、第一志望校を不合格になった場合を想定して考えなければならないということです。
最後の滑り止めの学校に至っては、それ以外の学校がすべて不合格になった場合を想定しなければなりません。
となれば、必然的に受験校の中でA判定偏差値(R4偏差値)が最も低くなるような学校を選ばなければならないということになります。
過去半年くらいの成績を振り返って、最も低かった偏差値でも余裕で合格できるくらいの学校を選んでおくべきです。
と言っても、さすがにみなさんプライドが邪魔をすると思います。
そこでよく塾がすすめる併願校はコース制の学校で回し合格のある学校です。
順調に行けば上のコースに合格できそうな気持にさせておきながら、最悪の場合一番下のコースで滑り止めにするという作戦ですね。
仮に一番下のコースでも、入学後の頑張り次第で上のコースに上がれるかもしれないという期待感を持たせてくれる学校が最適です。
塾がすすめる学校ですから、入学しても周りに同じ志望校別コースだった仲間がたくさんいます。
偏差値が低い学校(コース)に入ったとしても、そう簡単に学年トップ層に入れるわけでもないですから心配は要りません。
いくら説明しても納得が行かない人が多いと思います。
たとえそれがどんなにいい条件だったとしても、第一志望校ではない限り納得は行かないのです。
それが「併願校」なのです。
そこが嫌なら頑張って第一志望校に合格すればいいのです。
3.志望校がダメなら公立でいい
たまに志望校1校しか受験しない人がいます。
国立附属中学を志望する人に多いです。
そういう人(保護者)がよく口にするセリフが、「志望校以外考えられない」「ダメなら公立でいい」「背水の陣」です。
これ、塾関係者にとってはフラグでしかありません。
私も大手塾時代そういう人を何人も見てきました。
全員無事に公立中学に進学しました。
逆に、合格する人はみんな併願校を受験していました。
これは1校しか受験しなかったから不合格になったわけではありません。
合格の見込みがない人ほど不合格のリスクを回避しようとするのか、志望校しか受験しないという行動に出るのです。
どんな学校でも公立に行くよりましなのでしょうか?
さすがに「どんな」と言っても、その子のレベルに合った学校を選ぶ必要があります。
私立中学に行けばほとんどの学校はそのまま高校に進学できます。
この時点で高校受験が不要になります。
その分、学校は高校内容を先取りします。
結果として、カリキュラム的には公立高校より1年分くらい先取りできるので大学受験には有利になります。
内容が不安なら塾・予備校に通えばいいと思います。
特に国立大学や医学部を目指す場合、塾・予備校に通う人が多いです。
となれば、学校のレベルは気にしなくていいと思います。
公立中でいいという人は併願校を考えなくてもいいですが、公立中は嫌だという人は確実に合格できる学校を少なくとも1校は受験しておくべきでしょう。
で、最終的に入学するかどうかは入試が終わってすべての結果が出てから考えればいいと思います。
志望校にこだわる人こそ、併願校はこだわりを捨てて安全策を取りましょう。
第一志望校の合格発表のあとでも出願できる学校がいくつかあります。
当日の朝にwebや窓口で出願できる学校もあります。
(選択肢はかなり限定的になります。)
今は夢の途中だったとしても、心の片隅にでも小さくメモしておきましょう。
一番無難なのは塾がすすめる併願校です。
入試日程、学校のレベル、合格可能性に関しては特に心配する必要はありません。
入学後も、同じ塾で同じコースだった仲間がたくさんいます。
塾からのおすすめですし、周りもみんな受けるので、親の責任も少し軽くなった気がしてきます。
併願校はあくまでも保険ですから、さっさと志望校の対策に打ち込みましょう。
困ったら塾で相談しましょう。
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