近畿圏の最難関校の出願状況です。
神戸女学院中学校の出願者数が判明しました。
●神戸女学院中学校(締切)
229名(-25名)
1.70倍
昨年度に比べて1割減少となりました。
となると、レベルが少し下がるのでは?と思いますよね?
単純に全体から満遍なく1割減ったと考えてみましょう。
昨年の受験者数250名に対して合格者は159名でした。
ここから1割減と考えると、合格者が16名減ることになります。
その分が繰り上がると考えると、今年は去年より16名分合格しやすくなっていると考えることができます。
点数で考えるとだいたい3~4点くらいになるかと思います。
偏差値に換算すると1ポイントになるかならないかくらいです。
塾の偏差値表だと四捨五入して整数値になるので、変わらないかもしれません。
しかし、神戸女学院はかつての女子トップ校で、今でも兵庫県内では女子校トップの難易度です。
四天王寺医志、西大和、洛南に偏差値で負けているのは単純に募集人数が異なるからです。
近畿圏内の女子トップ層の動向を見ると、
2023年度の出願数は、
神戸女学院 254名
洛南女子 266名
とほぼ同じくらいの人数です。
2日目の高槻B女子・西大和女子はどちらの学校の志望者も受験可能なので、高槻A女子と四天王寺を見てみると、
四天王寺医志155名、英数S120名の合計275名
高槻A女子が298名
という出願者数でした。
今年は現時点で判明しているのが、
神戸女学院-25名
洛南が男女合わせて+31名
高槻A女子が+4名
初日男子は灘・甲陽・星光で合計-16名、3日目は東大寺が+3名と考えると、洛南の増加分は女子の比率が高いのかもしれません。
高槻A男子の増加分(+76名)があるので断定はできません。
あとは四天王寺の出願数が出れば女子のトップ層の動向が見えてくるかと思います。
とはいえ、1割程度の増減は誤差の範囲と言えなくもありません。
とりあえず、今年の神戸女学院は昨年より少しは入りやすくなったかもしれないと考えていいでしょう。
1問で簡単にひっくり返るレベルですが…。
今までのまとめ
●灘中学校(締切)
746名(+1名)
4.14倍
学校Webサイトからは消えましたが、確定と考えていいでしょう。
●甲陽学院中学校(確定)
394名(+13名)
1.97倍
学校発表の人数です。
●東大寺学園中学校(確定)
3科383名(+10名)
4科587名(-7名)
合計970名(+3名)
4.85倍
確定は学校発表です。
●大阪星光学院中学校(確定)
Ⅰ型518名(-23名)
Ⅱ型189名(-7名)
合計707名(-30名)
3.72倍
確定は学校発表です。
●洛星中学校(前期締切、後期1/18締切)
前期472名(+28名)
2.86倍
後期(1/14出願開始)
●四天王寺中学校(1/10締切)
493名(12/25現在)
1.97倍
※文化・スポーツを除く
●洛南高等学校附属中学校(締切)
男女914名(+31名)
3.26倍
昨年と比べて若干増えていますが、誤差の範囲と考えていいでしょう。
●西大和学園中学校・本校(確定)
男子912名(-90名)
女子261名(-1名)
学校発表(1/5現在)の人数です。
21世紀型特色入試
188名(男子87名・女子101名)
本校以外の会場で実施する入学試験
男子715名
女子168名
●高槻中学校(締切)
A男子427名(+76名)
4.27倍
A女子294名(+4名)
3.68倍
B男子991名(+50名)
16.52倍
B女子482名(+53名)
16.07倍
1/6現在の人数です。
●六甲学院中学校(確定)
A日程294名(-9名)
2.03倍
B日程622名(+27名)
15.55倍
出願者数判明とか偉そうに書いてますが、日能研の倍率速報を参考にしました。
「確定」としている学校は各学校がWebで発表しているものを確認しています。
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