大腸の中にいる微生物の重さは…
1.5キログラムΣ(゚Д゚ノ)ノ
腸内細菌のうち、現在働きが分かっている菌は全体の半分もありません
分かっている菌のうち、今のところ身体に良い働きをしていることが多いのが善玉菌
増えすぎると身体に悪い働きをするのが悪玉菌
悪玉菌は、増えすぎると病気を起こすけど、実は腸に変な菌が居着かないよう守ったりする働きもする。
つまり、街に変なヤツを入れない用心棒みたいなもんなので、ちょっとはいないと困るのねo(*⌒―⌒*)o
というわけで、善玉菌が20%前後、悪玉菌は5~10%が今のところ大体理想らしい
残りはまだ何してるかよく分かんない菌なので、良いとか悪いとかはこれからだけど、きっと何らかの働きはあるはず。
なので、分かっている善玉菌ばかりに注目しすぎず、いろんな菌を身体に飼っておくのも大事♪
とはいえ、分かっている善玉菌を減らすのは論外なわけで( ̄▽ ̄;)
そこでやはり注目は『オリゴ糖』
善玉菌の1つ、ビフィズス菌が好きなご飯(^^)
母乳にたくさん含まれているので、赤ちゃんの腸にはビフィズス菌がとっても多いのでぃす♪
1日に2~10グラムのオリゴ糖を摂るとビフィズス菌は元気に育ちます。
オリゴ糖が多い食べ物というと、玉ねぎやバナナを思い浮かべる人が多いかな?
意外にゴボウとかジャガイモ、枝豆やトウモロコシなんかにも多いんですよ
オリゴ糖が多い食品、いちいち覚えなくても簡単な法則を知っておけば判断できます
( ノ^ω^)ノ
植物の、根っこや果実、種に多いんです。
[解説]
植物は、光合成をします
『光合成』
二酸化炭素+水→ブドウ糖と酸素
6CO2+6H2O=C6H12O6+6O2
ブドウ糖は効率よくエネルギーに変わってすぐ使われますが、それ以外のブドウ糖はオリゴ糖に変えて根っこや果実、種に蓄える
だから、植物でも葉っぱより根菜や実、種にオリゴ糖が多いんですねヾ(@゜▽゜@)ノ
あとは、腸に良いと言えば発酵食品
番組では『阿波晩茶』というのが紹介されてました。
『晩茶』は番茶とは違うんですよ♪
新芽ではなく、充分育ったお茶の葉を使うから『晩』茶
茶葉は収穫してまずぐらぐら煮て、葉っぱの酵素の働きを一旦止めます。
阿波晩茶の場合は、それから樽にぎゅうぎゅう詰めて(笑)、さらに上から重石を置いて一ヶ月位微生物で発酵させます。
その後天日で干して、飲むときはやかんに入れて、上から熱湯を注ぎます。
濃い黄色になったら飲み時♪
カテキン、テアニンなどのポリフェノールに乏しいので、濃く見えても渋味はなく。
カフェインが少なくて発酵食品特有の酸味が爽やか、なんだそう
こういう、土地の微生物で発酵させたお茶って全国にいくつかあって。
中には免疫的な効用を認められたものもあります(^^)
ま、はっきり言って熱湯入れた時点で発酵を起こした微生物は死んじゃってますが、それは味噌汁でも一緒なわけで。
発酵でできた食べ物には、身体にいいものがたくさんあるということですね
ただまぁ、この土地に住む方々が健康で腸内環境がいいのは。
お茶だけではない健康的な食事と、良く身体を動かし好きなことを楽しみ規則正しい生活をしている、というのが大きい気がします。
やっぱり、『~するだけ』とか『~を飲むだけ』では駄目だと思いますね。
良い食事、良い生活、良い精神状態。
これができてる人に、幸せな長生きの可能性が高いんじゃないかなと思います。
…ムズカシイカネ
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