昨日のガッテンのタイトル
『大腸がんにならないぞ』

うん。うん爆笑

大腸がんは、撲滅…とまではいかなくても、もっともっとずーっと減らせるはずのがん。
それが未だに死亡数が多いって…( 。゚Д゚。)

『日本では、女性の亡くなるがん1位』なんですよ⁉

日本ぐらい『大腸がん検査の上手な医師が揃い、しかも検査代が安い国』なんて、まずないはずなのにショボーン

ということで、今回のガッテンはつまり『みんな、大腸検査受けようぜゲラゲラ』という内容です。

まず。知っておいて欲しいのは、

『大腸がんは成長が遅い』

ほとんどの場合、大腸がんは始めはがんじゃなくて『腺腫(せんしゅ)』と言われる良性腫瘍です。
その数%が癌化する。


※近藤誠さんという『患者よがんと戦うな』の先生に言わせれば、『ほとんどは癌化しないってことだ。不安になるだけかもしれない検診なんかしない方がいいんじゃないか』という確率ですね。
数%を高いと見るか低いと見るかは考え方ですが、先進国では腺腫を徹底的に切除していくことで大腸がんで亡くなるかたを減らすことができている、という結果が出ています。大腸がんの検診が辛い、苦しいというならともかく、苦しくなく受けられるなら絶対に受けた方が良いと私は思います(o^-')b !


さて、大腸がん検診としては『便潜血検査』が一般的です。
検便して提出するだけ…という検査ですから、身体への負担はゼロ(笑)

ただ気を付ける点が2つ。

1つは検体保管は冷暗所(できれば冷蔵庫)でということ。気温が高いところに置いておくと『疑陰性』つまり本当は陽性なのに引っ掛からなかった、ということがあり得るのですね。

もう1つは、便潜血検査は2回法で毎年受けることが重要。

1回法ではがんがあっても陽性になるのは45%だけと言われてます。2回受ければ70%になりますが、やはり3割は見逃されるガーン
でも、次の年にまた2回法を受ければ陽性率は91%に、更に次の年に受ければ97%は陽性になるウインク

大腸がんは成長が遅い。
しかも、早期なら9割以上、進行していても転移がなければ6~8割は命が助かる、治る率の高いがん。

だから、できるだけ早期で発見するために、受けようぜ検診ピンクハート

…あら、思ったより長くなったので内視鏡の話は次回ね( ̄▽ ̄;)